2017 Fiscal Year Annual Research Report
Interdisciplinary Studies for Formulating the Common Grounds between Art Theory and Art Therapy
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25284046
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Research Institution | Konan University |
Principal Investigator |
川田 都樹子 甲南大学, 文学部, 教授 (00236548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三脇 康生 仁愛大学, 人間学部, 教授 (40352877)
服部 正 甲南大学, 文学部, 准教授 (40712419)
西 欣也 甲南大学, 文学部, 教授 (70388750)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 芸術表現 / 芸術療法(アートセラピー) / 医療の歴史 / アウトサイダーアート / アール・ブリュット / 障がい者福祉 / 美術史 / 臨床美術 |
Outline of Annual Research Achievements |
・研究代表者が大病を患い、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間、療養休業を強いられる事態となってしまったため、予定していた通りに研究を進めることが出来なかった。しかし、研究分担者の尽力によって、『日本学術振興会科研費 基盤研究(B) 課題番号 25284046、「芸術学と芸術療法の共有基盤形成に向けた学際的研究」成果報告書』を平成30年3月15日に発行することができた。研究代表者の成果報告論文は休職中のためそこに含めることが出来なかったが、3名の研究分担者と、研究協力者、海外から平成28年度に講演会に招いた研究者らからの寄稿を成果報告書に掲載した。また、研究分担者の3名は総まとめとしての討論会を開き(12月24日、於甲南大学)、その記録が「鼎談」として成果報告書に掲載された。(さらに、2018年4月に復職した研究代表者の研究成果報告の論文と、上記報告書に未収録の研究協力者の他の論文も含めて内容をより充実させ整理したものを、平成30年度中に市販書籍として自費で出版する予定である。) ・平成29年度が最終年度であるため、研究代表者の病欠のせいでに使い切れなかった補助金・助成金は返納した。 ・研究代表者の病欠のせいで公開研究会は開催されることはなかったが、地域貢献実践プログラムとしての「甲南アトリエ」は、第6回「親子孫子で楽しむアート:身近な自然を生かしてアートしよう~和紙・葉っぱ・枝をつかって~」(2018年 3月 3日、於甲南大学)として開催され、地域住民と若手研究者らに、アートセラピーを体験する機会を提供できた。 ・研究分担者らは所属機関での口頭発表や学会誌等への論文投稿によって、本共同研究の成果を公開した。研究代表者に関しては、病気療養期間に入る以前に入校した論考が学会誌と図書として出版された。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)