2015 Fiscal Year Annual Research Report
英語教師のためのポートフォリオの普及と英語で授業を行う能力基準に関する実証的研究
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25284109
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
神保 尚武 早稲田大学, 商学学術院, 名誉教授 (60063781)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 志延 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (30289780)
久村 研 田園調布学園大学, その他部局等, 教授 (30300007)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | J-POSTLの普及 / 複言語能力 / 複文化(異文化間)能力 / 自律的学習者 / グローバル人材 / 行動志向の学習観 / 省察 / インタラクション |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年に、ヨーロッパ評議会(Council of Europe)とヨーロッパ現代言語センター(ECML)が開発した『ヨーロッパ言語履修生のためのポートフォリオ(EPOSTL)』を日本の英語教師教育への文脈化を翻案した『言語教師のポートフォリオ(J-POSTL)』を作成した。J-POSTLは平成26-27年度にかけて、研究協力者の所属大学を中心に、10数大学の教科教育法において経年で使用され、省察ツールとしての教育効果が立証されつつある。さらに、現職教師教育においては、2つの大学で研修に利用された。このような先進例を活用しながら、有用な活用事例の開発・収集を進め、啓発活動を継続している。 J-POSTLは基本的に教員個人の自律への成長を促す省察ツールであるが、その記述文にはCommunicative Language Teaching (CLT)を基盤とした教授理論と実践に関する代表的な知見が含まれ、教員が到達すべき授業力が可視化されていることが理解されつつある。 キーワードで取り上げた「異文化間能力」、「行動志向の学習観」、「インタラクション」、「省察」や「自律的学習者」などの概念が日本の文脈で深化し始めていることに貢献した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)