2015 Fiscal Year Annual Research Report
戦略的CSR経営のためのクラスター・イノベーションとコントロールシステムの研究
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25285142
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
淺田 孝幸 立命館大学, 経営学部, 教授 (10143132)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福重 八恵 阪南大学, 経営情報学部, 准教授 (10581853)
平井 裕久 高崎経済大学, 経済学部, 教授 (40399019)
金井 一頼 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (50142831)
金 宰ウク 広島大学, 社会(科)学研究科, 講師 (50599264)
頼 誠 兵庫県立大学, 会計研究科, 教授 (70191674)
鈴木 研一 明治大学, 経営学部, 教授 (80309674)
塘 誠 成城大学, 経済学部, 教授 (80320042)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 産業クラスター / マネジメントコントロール / 戦略管理会計 / ASEAN経済圏 / イノベーション |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度においては、CTグループ(文献調査・フィールドスタディー)、CSRグループ(文献調査と研究提案グループ)というグループ区分を一体として、ANTグループとの2グループで第3年度の最終研究をスタートした。第1グループの成果としては、鈴木を中心に、関係性マネジメントと顧客満足に関する研究を一定のクラスターを前提に分析した成果を明らかにした。また、ANTグループ(文献調査と海外でのインタビュー調査)を実施し、海外でのクラスターとして、ベトナムにおける電気・電子デバイス関係の日本法人企業3社への国内での調査ならびに、現地での調査を行いある程度、クラスターとしての集積の意義(主に、労働集約的作業を中心とすることからコストと人的資源の質の安定性)に着目した立地確保が寄与していることが、いずれの企業での聞き取りでも確認できた。また、塘・金を中心に、米国への調査と淺田・金による、ベトナム調査、ならびに、平井・金による前年度のアンケートデータの分析結果をもとにして、欧米雑誌への投稿・公開(金・淺田・平井)、ならびに、鈴木等による国内における国際戦略経営学会機関誌における公開で、一定の成果を明らかにした。 とりわけ、淺田・塘による、クラスターとしての産業集積と戦略的情報ネットワークを手段とした先進国・中進国まで巻き込む、航空機・電機産業におけるグローバル・ネットワーククラスターの発展と進化については、マネジメントコントロールのあり方・システムの機能を考える上で、新たなイノベーションを考察する上でも、その進化の過程は、重要な研究課題であることを示唆できたと言える。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)