2015 Fiscal Year Annual Research Report
「校長の専門職基準」を踏まえたスクールリーダー教育の可能性
Project/Area Number |
25285219
|
Research Institution | Sendai Shirayuri Women's College |
Principal Investigator |
牛渡 淳 仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (30151856)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
元兼 正浩 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (10263998)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | 校長の専門職基準 / 管理職養成 / スクールリーダー / 教職大学院 / 教育センター / ミドルリーダー研修 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究成果: ①2015年6月に日本教育経営学会大会(東京大学)において、「管理職養成における「校長の専門職基準」活用の方途」と題するフォーラムを開催した。②2015年6月に『次世代スクールリーダーのための「校長の専門職基準」』(全245頁、花書房)を出版した。③2016年3月には、最終報告書『「校長の専門職基準」を踏まえたスクールリーダー教育の可能性』をとりまとめた。 2.研究成果の内容: ①コンピテンスに基づく管理職養成の基準に関して、英国の事例を研究し、その仕組み、および、問題点と課題を明らかにした。②熊本市教育センター及び小・中校長会との連携により「校長の専門職基準」活用の取り組みを行い、基準に基づいたミドルリーダー研修プログラムを作成し、実施した。③大学院における学校管理職養成の理論と実践の課題について検討を行った。特に、管理職養成において教職大学院に期待される役割について検討を行い、「理論と実践の往還」の四つのモデルを示しながら、それとの関わりで、校長の専門職基準の活用の仕方について検討した。④管理職の力量開発における校長会、教育センター、大学の公開講座等の役割と課題について検討を行った。特に、全国の教育センターで行われている管理職研修カリキュラム内容の実態はブラックボックスと言え、その解明が必要とされていた。➄校長の力量形成環境の整備に関して、校長人事、女性登用作、民間人校長施策等についての詳細な研究を行った。⑥校長によるミドルリーダーの力量形成に関する事例研究を行った。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(22 results)