2013 Fiscal Year Annual Research Report
新しい網膜血管イメージング・バイオマーカーを応用した循環器疾患の発症予測
Project/Area Number |
25293138
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
川崎 良 山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70301067)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大門 眞 弘前大学, 医学研究科, 教授 (20241698)
大泉 俊英 山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00344797)
今田 恒夫 山形大学, 医学部, 准教授 (60333952)
柴田 陽光 山形大学, 医学部, 講師 (60333978)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 循環器高血圧 / 糖尿病 / 呼吸器疾患 / 予防医学 / 網膜 |
Research Abstract |
本研究に関する平成25年度の研究実績として、(1)舟形研究のデータベース作成、(2)高畠研究のデータベース作成、(3)網膜画像解析システムの設置導入と判定員の養成を行った。 (1)舟形研究のデータベース作成:過去に収集した舟形町検診データおよび研究データから、眼底写真に関する資料と初回、5年目、10年目のデータの照合を行った。眼底写真は網膜画像解析システムによる解析のために整理し、来年度以降の研究に備えた。 (2)高畠研究のデータベース作成:高畠研究の眼底写真を研究データと照合した。また、予定よりも早く解析準備が整った研究データについては解析を行い、学会発表および論文作成を行った。眼底写真は網膜画像解析システムによる解析のために整理し、来年度以降の研究に備えた。 (3)網膜画像解析システムの導入:今回の研究で使用する画像解析システムの使用法についてメルボルン大学において使用法の講習を受けた。その後、使用に関する認定を受け、来年度に向けて解析準備が整った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
予定では舟形研究、高畠研究のデータベース整理、作成と網膜画像解析システムの準備と考えていたが、特に高畠研究についてはデータベース作成が予定以上に進展し、複数の学会発表と論文作成を行うことができた。舟形研究、網膜画像解析システムの準備については予定道理進行した。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は予定通り、整備したデータベースを用い解析を進めるとともに、眼底画像解析を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
舟形研究、高畠研究のデータベース整理作成、眼底写真判定作業において、作業にふさわしい事務作業員、研究支援者の雇用が遅れたため人件費が予定を下回った。 平成26年度以降の眼底画像解析を推進するために複数の事務作業員、研究支援者の雇用をすすめ、計画を推進する予定でありそれの費用として使用する予定である。
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Research Products
(6 results)