2013 Fiscal Year Research-status Report
手術記録映像の再利用によるカテーテル手技医育成支援
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25350341
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Kumamoto University |
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Principal Investigator |
戸田 真志 熊本大学, 総合情報基盤センター, 教授 (40336417)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | カテーテル手技 / 医師育成教材 / パン・チルト・ズームカメラ / 映像編集 / 閲覧ビューア |
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| Research Abstract |
本研究では、カテーテル手技映像記録に対して編集技術を駆使することで、ユーザの効率的な閲覧を可能とし、実利用性の高い医師育成教材としての再利用を実現する仕組みの開発を目的としている。
平成２５年度は、手技映像記録とその閲覧、さらに、指導医が手技映像を直接編集できるアプリーション等、本研究の基盤に関わるシステムを構築した。映像記録は、パン・チルト・ズームが制御可能なカメラ２台を利用し、実際の手技室に常設設置を行うことで、カテーテル手技医の前方と上方からの映像をいつでも撮影可能な環境を整えた。閲覧のための基本ビューアは、前述した前方からの映像、上方からの映像に加え、手技部位のX線透視映像の３つが表示可能な仕様とし、それら３映像を同期して再生可能なシステムとして構築した。また、早送り、巻き戻しといった映像の基本操作を可能とする仕組みも実現した。タイムライン表示などの閲覧に有用な機能の実装も完了させた。
さらに、記録された手技映像について、指導医による編集作業を支援するためのアプリケーションも構築した。実現した機能は、映像中にて今どのような手技作業を行っているかを登録する「手技作業登録機能」、登録した手技作業と実際の映像の箇所を関連付ける「作業と映像の関連付け機能」、手技作業について各種コメントや説明等を付与できる「作業説明入力機能」、映像中の重要なシーンを登録し、あとから振り返ることができる「重要シーン登録機能」である。最初に述べた手技作業は、映像のインデックスとして利用可能である。本編集支援アプリケーションは、実際の放射線科医に使用していただきながら、ユーザインターフェースを含めた洗練化を行い、指導医の負担の少ない編集アプリケーションを実現した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね研究計画通りであり、特段の問題や研究計画の変更などは見当たらない。
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| Strategy for Future Research Activity |
現状では特に大きな問題等は見受けられず、次年度以降も研究計画に従って研究を着実に遂行する予定である。
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| Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初計画では、複数台のパン・チルト・ズームカメラを新規に購入し、手術室に設置する予定であったが、迅速に記録実験を行う都合上、納期等を鑑みて、一時的に手持ちのものを流用したため、研究費に残額が生じた。
継続的に安定して記録を行うために、新規にカメラシステムを購入し、現状設置しているものとの置き換えを行う予定である。
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Research Products
(1 results)
