2014 Fiscal Year Research-status Report
自然科学系eラーニングシステムのためのオンラインテスト用問題バンクの進化的構築
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25350353
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
谷口 哲也 北里大学, 一般教育部, 准教授 (10383556)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 泰之 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (70273208)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | eラーニング / stack / マスバンク |
Outline of Annual Research Achievements |
eラーニングシステム Moodle 用の数学用の問題(STACK)が利用できるマスバンクと呼ばれるサーバを平成 25 年度に設置した。全国の数学教育者に広くしてもらうため設置したものであるが, 研究集会での反応をみると, 新学習指導要領に沿った分類によって, マスバンク上に問題が配置されることが望ましいとの意見を得た.
そこで, 平成 26 年度は, マスバンク上の内容を中学校, 高等学校の新学習指導要領に沿ったもに刷新した. 引き続き, STACK の問題の蓄積を継続し, 内容充実を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成 25 年度に設置したマスバンクを利用して, 平成 26 年度は 問題を受験してもらい, 項目応答理論を利用するための解答データを収集することを計画した. しかし, マスバンクを利用する教育者より, 新学習指導要領に沿った分類によって, マスバンク上に問題が配置された方が検索や登録が行いやすいとの意見を得て, マスバンクのシステムを一から構築しなおし, より使いやすいものにした. そのため, 項目応答理論を利用するための解答データを収集することは断念した。
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Strategy for Future Research Activity |
項目応答理論を利用によりマスバンク上の問題の難易度を自動判定し, 難, 普通, 易などのいくつかのカテゴリーに振り分けを行うシステムを, マスバンク自身に実装させる。そのために, 項目応答理論を利用ならびに検証するための解答データを収集する。
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Causes of Carryover |
旅費が予想よりも低かったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
来年度の旅費に充当する。
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Research Products
(5 results)