2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25360062
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | National Women's Education Center |
Principal Investigator |
越智 方美 独立行政法人国立女性教育会館, その他部局等, 研究員 (70524403)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 美穂 独立行政法人国立女性教育会館, その他部局等, 研究員 (40415352)
中野 洋惠 独立行政法人国立女性教育会館, その他部局等, その他 (60155786)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 男女共同参画 / ジェンダー予算 / 女性に対する暴力 / カンボジア / 韓国 / フィリピン |
Research Abstract |
平成25年度は、先行研究資料の収集と検討および3つの海外調査を実施した。4月に研究分担者との打合せを、5月に開発とジェンダーの専門家を講師に迎え研究会をおこなった。7月に韓国で調査をおこない、1月にフィリピンでジェンダー予算と女性に対する暴力に関する聞き取り調査を実施した。2月にはカンボジアの女性省が国内の省庁担当者を対象とした、ジェンダー予算のワーク・ショップに参加するとともに、関係者への予備調査を実施した。韓国調査の成果の一部は、論文として公表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初、平成25年度に予定していた3ヵ国での調査は全て年度内に実施し、研究はおおむね順調に推移している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は引き続き、フィリピンとカンボジアでの現地調査を実施する。現地調査に先立ち、先行研究のレビューと、調査項目の検討をおこなうための打合せを2回、両国の地域研究者やジェンダー予算の専門家を講師として招き研究会を1回開催する。平成25年度と26年度の調査内容を学会等で口頭発表するとともに、研究代表者の本務先である国立女性教育会館主催の男女共同参画研修において中間報告をおこなう。 平成27年度は現地調査の結果を比較分析し、日本の男女共同参画政策への適用可能性について提言をまとめる。3年間の研究成果をまとめた報告書は、国内の男女共同参画センターに送付するほか、ダウンロード可能な形式で国立女性教育会館おウェブサイトに掲載する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究協力者の本務先の業務の都合により、平成25年度は海外調査への参加が不可能であった。そのため1名分の旅費相当額、約30万円を平成26年度に繰り越すこととなった。 繰越金は、平成26年度に実施する海外調査旅費に充当する。
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Research Products
(9 results)