2013 Fiscal Year Research-status Report
19世紀のアジアと日本におけるフランス系宣教会及び修道会と教育に関する比較研究
Project/Area Number |
25370074
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Shirayuri College |
Principal Investigator |
佐々木 裕子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (60286888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
釘宮 明美 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (00549256)
中井 珠子 白百合女子大学, 文学部, 教授 (60169414)
西村 亜子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (60276409)
大迫 章史 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (60382686)
市川 誠 立教大学, 文学部, 准教授 (60308088)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 修道会 / 教育 / 宗教運動 |
Research Abstract |
本年度は1.調査対象資料・基本文献の補足的収集及びデータ・ベース化の実施、2.関連文献における齟齬箇所の確認、3.現地古文書館にある関連文献の収集・確認のためのフランス調査の実施、4.収集した資料のデジタル化のための準備作業としてナンバリング等による整理作業の実施、5.来年度のフィリピン調査のための予備調査を実施した。 調査対象に関する資料・基本文献に関しては従来の研究により収集が進んでいたが、今年度新たに国内にある一次資料を収集することができ、それを含めてのデータ・ベース化の作業を進めた。また、フランス語文献を比較の中で散見される多くの齟齬についての比較・確認作業も併せて実施した。それらに基づき、フランス各地にある関連施設・古文書館などの調査を行い、現地アーカイヴィストとの協力により、資料収集・関係者への面接調査などを実施することによって、新たな知見を得た。 第一次資料の撮影、及びマイクロフィルム資料の複写及び整理、スキャニング、また、VHS関連資料などのデジタル化の作業を合わせて行い、マニュスクリプト資料のタイピング及びデジタル化のための準備作業を実施した。フィリピン調査に関しては、今年度の実施を予定していたが、調査対象側の事情により、次年度に延期されたことから、これまでの研究調査での知見をもとにフィリピン社会と教育、及び宗教に関する基礎的調査、及び関連資料の収集を実施し、来年度に予定しているフィリピン調査のための準備調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究のメインの調査の一つとなるフランスの関連施設の調査、特に今まで包括的に収集・調査が行われてこなかった諸資料について、関連諸アーカイブにおいて、関連文献・マニュスクリプト収集・関係者への面接調査を実施することができた。それと共に、基礎文献によるデータ整理、データ・ベース化が進展。次年度のマニュスクリプトのデータ化への準備が整った。また、フィリピンのアーカイヴで予定されていた調査が諸事情により延期になったが、事前調査・現地との調整が進んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、研究計画に基づいて、とりわけ持ち帰った資料(マニュスクリプト)のデジタル化を実施、整理・分析を中心に研究・分析を行う。海外調査先については、フランスの補足調査と共に、今年度に延期となった海外調査を優先的に実施する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
フランス語文献資料の整理に時間がかかり、学事歴状の事情から外国人TAスタッフの実質的なデジタル化の作業に入るのが2014年度に入ったこと、また、予定していたフィリピン調査は分担者によっては実施されたものの、相手国の担当者の転勤により、調査時期をずらす必要が生じた。 今年度はこの部分の調査・研究を研究計画に平行して実施する。(最近の治安上の問題により、海外調査地の変更の可能性がある)
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Research Products
(6 results)