2015 Fiscal Year Research-status Report
ジョナサン・エドワーズ研究の国内拠点設置とその初期運営
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25370092
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
森本 あんり 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10317349)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | エドワーズ / ピューリタニズム初期アメリカ |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年3月26-27日に、国際基督教大学ダイアログハウス中会議場でジョナサン・エドワーズ国際学会を開催した。これは、本研究課題の中心となる企画で、国内外から30名ほどの専門家が参加した。アメリカ合衆国からは、エドワーズ研究の主流を担う研究者が4名、他にオランダから1名、韓国から2名、国内からは6名が研究発表を行った。その成果は、研究代表者が編集者となって、米国イェール大学のオンライン・ジャーナル(Jonathan Edwards Studies)に5-7本、国際基督教大学『人文科学科紀要』に2本、日本ピューリタニズム学会の年報誌に2本を掲載する予定で、現在編集作業に取りかかっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
エドワーズ研究の国内基盤整備という課題からして、本年3月の国際学会開催が主たる企画だったので、それが終了してその成果を発表する段階にあり、おおむね順調に進展していると言ってよい。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年3月の会議の発表論文を編集して出版し、国内外に研究成果の還元をはかる。
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Causes of Carryover |
本研究計画の中心的事業である国際学会の開催が当初の予定(最終年度内の中期)から最末期に変更されたため、会議後に予定されている報告書の出版などが最終年度を越えて必要になった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2015年度末に開催した国際会議の発表論文等出版のため、補助事業を1年延長した。 新たに分担者を追加し出版に向けて作業を円滑に進められるよう計画している。 その他に研究補助者への謝金、熊本で開催される学会参加の旅費に使用する予定である。
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Research Products
(10 results)