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2013 Fiscal Year Research-status Report

自律的英語学習に向けたアクティブラーニングのカリキュラム構築と評価方法の開発

Research Project

Project/Area Number 25370635
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

金岡 正夫  鹿児島大学, 教育センター, 准教授 (00311118)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 溝上 慎一  京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 准教授 (00283656)
加藤 千博  横浜市立大学, 国際総合科学部, 准教授 (20638233)
横山 千晶  慶應義塾大学, 法学部, 教授 (60220571)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsアクティブラーニング / 大学英語教育 / 自律的学習 / カリキュラム構築 / 高等教育政策 / 外国語教育政策 / 協同学習 / 自己論
Research Abstract

1年目の研究目的と研究計画にもとづき、大学教育に資するアクティブラーニング導入の背景、意義、教育効果等に関する情報・資料収集を、検索作業や大学図書館訪問による文献収集を中心に行った。とくに海外ではイギリスオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学の附属図書館を訪問し、計画的に文献・情報収集を行った。具体的には (A) 外国語としての英語教育、(B) 高等教育、(C) 学校教育という基本的領域に区分けし、関連資料を収集。他方、(D) カリキュラム理論、(E) 自律学習の領域からアクティブラーニングとの関連性を構築するうえでの有益情報・資料も収集。これら5つの視点から得られた膨大な内容を精査し、本研究に向けた理論的構築(パイロットモデル構築)を行った。ここではアクティブラーニング介入による英語学習の自律化モデルの理論的枠組み構築に重点を置いた。そのうえで協同研究者と連携し、大学教育、自己形成論、自己学習論、青年心理等の他領域を付加し、より包摂した学際領域からアクティブラーニングの本質性を考察し、課題点を浮彫にしていく作業も進めた。(註.一部の分担者は海外に出かけ、外国語としての英語学習指導にむけたアクティブラーニング関連のワークショップに参加。)最終段階として、学際的な枠組みから統合化された理論的枠組みの試行を行った。このプロセスをふまえ、アクティブラーニングの導入、実践、評価、検証にむけた授業のモデリング化を構想する準備を進めている。それは英語の専門領域(e.g., 英文学、共通英語、英語教育等)の特殊性をふまえ、それぞれに適応するモデルを考案する必要がある。授業のモデリング化とは別に、英語学習者・教員を対象としたアンケート調査(2年目実施予定)の準備に向け、アンケートの主旨、目的、質問内容、分析方法、実施方法を含めた具体的検討段階に移ろうとしている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究の目的通り、計画、行動の両面において実施できている。ただし、理論的統合に向けた研究分担者との学際的な面での意見交換をもつ機会は当初予想よりも少なく、この点は次年度充実していく必要がある。

Strategy for Future Research Activity

研究計画(2年目)に基づき、研究目的・目標(アンケート調査実施が主目的)が滞りなく実施できるよう、準備を段階的・計画的にマッピングアウトし、その実施スキームを研究分担者と情報共有、意見交換をし、入念に調整作業を行っていく。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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