2013 Fiscal Year Research-status Report
全国家族調査データを用いた1999-2009年の日本の家族の総合的研究
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25380683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
稲葉 昭英 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (30213119)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 全国家族調査 / NFRJ08 / 日本家族社会学会 / 家族変動 / 家族行動 / 公共利用データ / 家族研究 |
Research Abstract |
本研究プロジェクトは、第3回全国家族調査(2009年実施、NFRJ08)データを用いて家族研究者が共同で分析を行い(現在25名あまり)、その結果を学術書として刊行すること、学会等で報告することを目指すものである。 2012年度より複数回の研究会を行い、2013年5月末に第1次原稿の提出を求めた。しかし、原稿の提出状況ははかばかしくなく、いくつかの論文は大幅に遅延した。とはいえ、当初想定していた21本中16本の原稿については、4名の編者が査読を行い、コメントを返送したうえで再度原稿を提出してもらった。再提出は2013年12月末とし、コメントを送付した原稿についてはほぼ改稿が提出された。なお、未提出の数本については今後提出される見込みは低く、一部は辞退も出ている。これらの対応については近々編者で決定する。2014年度において、これらの原稿を集約して出版の予定である。 また、2014年度には国際社会学会(ISA)が横浜市で開催されるため、2013年度は成果を英語で報告すること、外国人研究者のプロジェクトへの参加機会を開くために、NFRJデータの英訳化(調査票の英訳、入力されている個票データの変数名ラベルの英訳)を進めた。これにより、外国の研究者にも利用可能なデータが作成され、研究プロジェクトに日本人以外の研究者が加入することも可能になった。ただし、データ自体はまだ海外のデータアーカイブに寄託されているわけではないので、2014年度に寄託作業も進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予定では5月末に全21本の原稿が提出されるはずだったが、実際は16本にとどまり、まだ提出できていない原稿がある。執筆予定者に督促している状態である。 このため、全体の作業が遅れ気味になっている。 こうした状態は、本年度国際社会学会が日本で7月に開催されることと無縁ではないように思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
未提出の原稿については、打ち切りを通告し、現在提出された原稿を中心に再度全体の再構成をはかっている。 何としても今年度中には成果を刊行したいと考えている。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
原稿未提出者が存在したため、関係者全員の参集する研究会活動を1回延期している。また、このために編集会議も持てなかった。 いずれも翌年度に行うため、あえて次年度使用額として残した。 次年度に研究会と編集会議を行う。もともと前年度に行うものが翌年度に延長されたためである。
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Research Products
(5 results)