2013 Fiscal Year Research-status Report
既存インフラ施設の機能転換を通した都市デザインに関する研究
Project/Area Number |
25420543
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
川崎 雅史 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20195077)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 善明 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60544955)
山口 敬太 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80565531)
山田 圭二郎 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00303850)
吉村 晶子 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (50356052)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 都市再生 / 都市デザイン / インフラ / アメニティ |
Research Abstract |
研究開始年度である平成25年度は、研究計画書に記載の通りの研究対象地について、調査を開始した。年度開始後の5月には、パリで開かれたUNISCAPEの国際会議"Landscape and Imagination"に参加し、情報収集をするとともに、パリおよびマルセイユの都市再生事例について実地調査と資料収集を行った。 ニューヨークの鉄道高架橋の再生プロジェクトであるハイラインについては、その研究成果を論文に発表した(「鉄道跡地の遊歩道利用におけるレールバンク制度の運用と有効性 ーハイラインにおける合意形成の制度的枠組みー」木村優介,山口敬太,久保田善明,川崎雅史: 土木学会論文集D1, Vol.69, No.1, pp.76-89, 2013)。 そのほか、シンガポール川、澳門、ドイツ・ルール地方についても調査を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
海外での資料収集および論文発表が順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は澳門の都市再生事例についての調査研究を重点的に行い、研究成果の発表を行う予定をしている。具体的には、澳門旧市街における都市広場の再整備計画に着目し、そのプロセス並びに計画の効果を実地調査やヒアリングをもとに示す。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
国内事例の調査については、本年度分の一部を来年度に持ち越すこととしたため。 昨年度分の予定の国際事例の一部を本年度に振り替えた。国内調査旅費に使用する。
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Research Products
(4 results)