2015 Fiscal Year Annual Research Report
新しい再生医療材料の作製をめざしたスーパー・ヒト乾燥羊膜の作製技術に関する研究
Project/Area Number |
25460647
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
岡部 素典 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (60283066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 淑子 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 准教授 (00171421)
相古 千加 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教 (10523889)
二階堂 敏雄 富山大学, 学内共同利用施設等, 理事・副学長 (50180568)
野村 義宏 東京農工大学, 農学部, 教授 (10228372)
林 京子 中部大学, 付置研究所, 研究員 (60110623)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ヒト組織利用研究 / ハイパードライヒト乾燥羊膜 / 抗生物質 / 抗菌効果 / ウイルス不活化 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒト羊膜の治療効果を最大限に引き出し、上皮細胞増殖の足場として利用すべくハイパードライ乾燥法により医療用のコラーゲンシート(ハイパードライヒト乾燥羊膜:HD羊膜)として開発してきた。 ハイパードライ乾燥法には芽胞菌を滅菌する能力が示唆される中、羊膜自身の殺菌効果に気づいた。その効果はバンコマイシンの効果を凌ぐ強い効果であることを見いだした。 眼科領域、耳鼻科領域で主に使用している抗生物質と比較すべく、条件検討を開始した。 マイクロウエーブ処理でどの程度ウイルスを不活化するのかを検討すべく、条件検討を開始した。
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