2014 Fiscal Year Research-status Report
新卒看護師の職場定着をめざした社会化支援プログラムの開発
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25463283
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
佐藤 真由美 弘前大学, 保健学研究科, 講師 (80336429)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 看護管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、新卒看護師の社会化と社会化支援策を評価し、新卒看護師の職場定着のための社会化支援プログラムを開発することである。 今年度は、プログラム開発に役立てるために、新卒看護師の職場定着や教育担当者のための研修など、継続教育に関する情報収集を行うため、関連した学会に参加した。また、連携研究者らと参加している、弘前大学看護職教育キャリア支援センター指導者育成部門での研修会の企画・運営を行った。この組織は、弘前大学医学部附属病院看護部と連携して、実習指導や新卒看護師の実地指導を担う予定の看護師を対象としての研修会である。本研究の目的と関連して、研修会を実際に効果的に行うにあたっての、シナリオの作成や、実施計画の具体的検討、研修の進め方等に関して、臨床現場の教育担当者からの助言や、参加者の反応などから、多くの示唆を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プログラム開発にあたっての研修内容の具体的検討が必要であることと、質問紙調査については発送準備中であるため、計画的にすすめていく必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は目的を達成するため、質問紙調査を計画的にすすめ、新卒看護師の社会化の状況と先輩看護師が行う社会化支援策の関連を検討する。また、社会化支援プログラム導入による新卒看護師の社会化の状況と社会化支援策の評価を効果的に行うために、プログラムに沿った研修内容の具体的検討を進めていく必要がある。
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Causes of Carryover |
人体モデルを用いたシミュレーション型研修会を開催し、研修会の効果を検証する計画を2年目としていた。開催時期を次年度としたため、人体モデル購入分の使用額が次年度使用額となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
シミュレーション型の人体モデルを購入し、研修会を開催し、研修会の効果を検証する
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