2015 Fiscal Year Research-status Report
チーム医療を担う人材育成のための看護基礎教育プログラムの開発
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25463298
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
林 智子 三重大学, 医学部, 教授 (70324514)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井村 香積 三重大学, 医学部, 准教授 (00362343)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | チーム医療教育 / 看護学校 / 統合分野の臨地実習 / 看護師養成教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度の調査課題「チーム医療に対する多職種医療専門職の認識調査」のデータ分析・発表準備を行った。その成果は第10回International Nursing Conference(国際学会)で発表した。 本年度の調査課題は「看護基礎教育におけるチーム医療教育の現状調査」であり、看護学校における3年間の看護基礎教育において、多職種連携やチーム医療に関してどのような教育が行われているか、看護基礎教育におけるチーム医療教育の実態を調査し、チーム医療教育の現状と課題を明らかにし、看護師養成のための基礎教育のあり方を検討する基礎資料とすることを目的として行った。 全国の看護学校386校を対象に質問紙調査票を配布し、101校から回答を得た(回収率26.2%)。質問内容は、①チーム医療教育の必要性、②専門職連携教育を取り入れる必要性、③チーム医療教育の実施状況、④統合分野の臨地実習の概要、⑤看護基礎教育における課題などを尋ねた。今後これらの結果についてまとめ、論文にまとめていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究の方向性を見直して検討したため、質問紙調査の準備や倫理審査への申請が滞ってしまった。そのため、計画通りの進行とならなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究最終年度に向かって調査のまとめを行い、学会発表や論文投稿へと進めていく。今年度は、チーム医療教育をテーマにした学会の開催も予定しており、それに成果を発表できるように鋭意努力をしていく所存である。
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Causes of Carryover |
当該年度は、質問紙調査の実施が遅れたため、調査のまとめまでが十分にできなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
調査の結果を早くまとめられるように、補助者を雇用するため、その人件費に充てる。
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Research Products
(1 results)