2016 Fiscal Year Annual Research Report
Relation between career development and sense of self-efficacy of senior nurse administrators
Project/Area Number |
25463349
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
樋本 まゆみ 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (50549954)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本村 美和 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (10641673)
川口 孝泰 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40214613)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 看護管理者 / キャリア形成 / 自己効力感 / 看護教育 / コンピテンシー |
Outline of Annual Research Achievements |
上級看護管理者のキャリア形成過程において自己効力感がどのように発現したのか,自己効力感がキャリア形成のどの時期に関係しているのかを中心にさらに分析を行った。 本年度は,新たに3名の上級看護管理者に対してインタビュー調査を実施しサンプル数を増やした。データ分析は,録音から逐語録におこし,上級看護管理者の職業体験を通して自己効力感に繋がったと思われる印象的な出来事についての記述部分を抽出し,データ化した。抽出されたデータの意味を損なわない文脈で区切り,コード化した。内容別に類似性と相違点を比較しながら類型化し,サブカテゴリー化して抽象度を高めカテゴリー化した。 次にカテゴリーの相互関連性について,データをもとに分析した。データ分析の信頼性と妥当性を高めるために,本研究では,3名の研究者間で分析の過程を共有し,要約やカテゴリー化について繰り返し確認し,分類,分析を行った。 カテゴリーに対して,概念分析を行い,質問紙の検討をおこなった。今後の展望として,上級看護管理者になるまでの,看護主任,看護副師長,看護師長,看護副部長,看護部長の段階ごとに職業上の体験と共にライフイベントとして自身の進学,退職,再就職,教員経験,結婚,出産,育児,介護などを含めてどのような体験が自己効力感と関連しているのかを調査し,キャリア形成過程との関連および,今後の看護管理者教育の時期を含めた検討を進めていく必要がある。
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