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2015 Fiscal Year Annual Research Report

卒後看護師へのシミュレーション教育における効果的なファシリテーション技法の開発

Research Project

Project/Area Number 25463378
Research InstitutionKyoto Tachibana University

Principal Investigator

マルティネス 真喜子  京都橘大学, 看護学部, 講師 (10599319)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 阿部 祝子  京都橘大学, 看護学部, 准教授 (40575693)
穴吹 浩子  京都橘大学, 看護学部, 助教 (40582870)
前原 澄子  京都橘大学, その他部局等, 名誉教授 (80009612)
平井 亮  京都橘大学, 看護学部, 助手 (70708502) [Withdrawn]
久松 志保  滋賀医科大学, 医学部, その他 (10730335)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsファシリテーション / 看護継続教育
Outline of Annual Research Achievements

研修中、受講者とファシリテーター(大学教員と臨床看護教育担当者)のやり取りをビデオで録画し、計22時間38分の動画データを得た。また、ファシリテーターが研修プログラムや自身のファシリテーションを振り返る(反省的考察)、研修終了後のスタッフデブリーフィングも録音し、計180分の録音データを得た。これらのデータをもとにファシリテーション技法の分析を行った。結果、大きな特徴として現れたのは、ファシリテーターを担当した大学教員、臨床看護教育担当者双方が、ファシリテーションすることに慣れておらず、困難を感じたことである。とくに、臨床看護教育担当者は、普段インストラクターとして、細かく指導して、できるまで教え込むという後輩教育を行っているため、ファシリテーションのいわゆる“学習者が主体的に考え学ぶ、学習者の学びを引き出す”という役割に戸惑いを感じていた。一方、大学教員は、普段基礎看護教育において、学生に対し、授業や実習指導を行っているが、学習者が臨床看護師であるという対象のニーズがつかめきれず、学びの引き出し方に戸惑いを生じていた。
近年の教育の潮流として、「学習の中心は学習者」となってきている。看護職者の生涯教育において、正確な技術を習得するためのインストラクションは必要不可欠ではあるが、学習し続ける主体性を持ち、組織全体で共に学ぶ環境をつくり出す上でも、ファシリテーションが重要であると考える。

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Published: 2017-01-06  

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