2014 Fiscal Year Research-status Report
21世紀型中間看護管理者の情報活用能力変革プログラムの開発
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25463382
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| Research Institution | Morinomiya University of Medical Sciences |
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Principal Investigator |
伊津美 孝子 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (20467369)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真嶋 由貴恵 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70285360)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 中間看護管理者 / 看護師長 / 情報活用能力 / ｅラーニング / アクティブラーニング / 問題解決 / 教育プログラム |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では，看護の臨床現場において看護師長の情報活用能力の向上が看護や医療の質の向上に資するという考えの下，ｅラーニングをベースにした「中間看護管理者(看護師長）の情報活用能力変革プログラム」を開発することである．
Ｈ26年は新人看護師研修を実践する過程を通して検証する目的であったが，研究協力施設の看護師長の情報活用の現状や具体的行動は明らかになっていなかったため，現状調査を行なった．
また，電子カルテを導入している急性期病院のハイパフォーマー看護師長5名にインタビュー調査を行い，ハイパフォーマーの情報活用の現状について調査を行なった．
ハイパフォーマーの実態調査については，第15回日本医療情報学会学術集会(看護師長の看護情報管理の現状と活用への教育的課題)，第9回医療系ｅラーニング全国交流会で発表した(看護師長の看護情報活用能力向上に資するｅラーニング開発のための実態調査)．
平成26年11月～12月、研究協力施設において，「行動変容」を目的とし，ワークショップ2回開催，情報活用に関する自己の課題を明確にし，各自が意識的に実践できた．ワークショップ前の現状調査結果は，平成27年2月ブルネイで行なわれたICEMI国際会議で発表し，さらにジャーナル(Present Situation and Problems in Information Utilization by Head Nurses, International Journal of Innovation, Management and Technology, Vol.6,No.1, pp52-pp56, 2015.)発表した．現在は，ワークショップの結果をまとめ，ｅラーニングを活用した実際の現場の問題解決型のコンテン制作をアクティブラーニングを活用したプログラムを開発中である．
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
看護師長の情報活用能力の現状把握のためのインタビュー及び分析に時間を要した．ｅラーニングのコンテンツ制作する上で，研究協力施設から時期的に繁忙な時期であり，コンテンツ制作の時期を遅らせて欲しいとの希望があり，昨年末～平成27年4月までは，協力が得られなかったため、具体的な打ち合わせができなかった．
その間，できるだけ，苦手意識の強い看護師長や新しく昇格した新任の看護師長にコンテンツ制作には参画して欲しいことや実際に現場で看護師長が困っている問題を解決できるようなコンテンツ制作するために，共同研究者とのミーティングを定期的に持ち，案を練った．
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| Strategy for Future Research Activity |
既にコンテンツ制作の準備はできたため，具体的な方法や撮影日程の調整，実際にコンテンツ3種類の制作を5月～6月中に実施予定である．映像コンテンツのため，撮影を行い，そのコンテンツをしｅラーニングシステムを使用し，学習プログラムに組み込む．
出来上がったコンテンツの使用方法を周知できるようにするため，看護師長を対象に研修会を開催予定．
実際にコンテンツの活用状況をアクセスログや看護師長への調査を通して評価を毎月行う．(7月～9月)．随時、評価を行なった結果をまとめ，広報活動をおこない，学会などに発表し，広く意見を求める．また，国際会議(国際医療情報学会平成28年6月，スイス)にエントリーする．ホームページを利用して，開発した学習コミュニティシステムのＰＲ活動を行う．海外ジャーナル投稿により海外にも成果を発表する．
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| Causes of Carryover |
国際学会の旅費が予算より高くなった。研究協力施設の協力時期延期のため、コンテンツ制作が遅れてしまった。看護師長へのインタビューをした人数が予定より多かったため、反訳料が発生した。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
年度は既に協力施設の研究協力は稼動しているため、本格的な映像コンテンツの製作(6月～7月初旬)、ｅラーニングのシステム使用が7月～半年の予定、評価を行なう
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