2015 Fiscal Year Annual Research Report
看護師の職場内業務に関連する連携遂行能力とその関連要員に関する研究
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25463391
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Research Institution | Junshin Gakuen University |
Principal Investigator |
一原 由美子 純真学園大学, 保健医療学部, 教授 (50321261)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二重作 清子 姫路獨協大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70321221) [Withdrawn]
木村 涼平 純真学園大学, 保健医療学部, 助教 (00742264)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 連携 / 連携遂行能力 / チームワーク / 職場環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は最終年度のため、看護師の連携遂行能力に関する測定尺度(「連携遂行能力自己評価尺度」)を項目反応理論や構造方程式モデリングを基礎に適切な項目配置となるよう検討し、信頼性および妥当性の高い尺度の開発を行った。また、個人的な心理特性としてのコミュニケーション・スキルと社会的スキルは既存の尺度を採用し、すべて構成概念妥当性の交差妥当性を確認したうえで尺度の開発を行った。 そして、連携遂行能力の促進・阻害要因として ①チームワーク(看護師チームワーク測定尺度) ②職場環境(A:職場の人間関係Hassles,B:職場の情報共有環境Hassles)の測定尺度を開発し縦断的なデータを基礎に看護師の職場内での種々の業務に関連する連携遂行能力モデルを開発した。看護師の連携遂行能力に関する因果関係モデルの実証的検討のため病院に勤務する看護師を対象に、連携遂行能力自己評価尺度と関連要因としてのチームワーク(チームの志向性,チーム・リーダーシップ,チーム・プロセス)ならびに阻害要因としての職場環境(人間関係と情報に関するストレッサーとネガティブなそのストレス認知)、個人的な心理特性(コミュニケーション・スキルや社会的スキル)について調査を行いそれぞれの変数の関係性を適切な統計学的な手法を基礎に解析することで看護師の連携遂行能力の維持・向上を支援する方策の示唆を得たので、研究成果のまとめとして、統計解析の結果を基礎に病院に勤務する看護師の連携のあり方に関する指針を作成し、現在、論文の作成を行い投稿に向けての準備を行っている。
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