2017 Fiscal Year Research-status Report
消化のよいものから元気がでる食事へ、胃切除患者の食生活の再構築に対するアプローチ
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25463428
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
井上 奈々 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (80611417)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 智晴 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (80540781)
宇都 由美子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (50223582)
黒川 通典 大阪樟蔭女子大学, 健康栄養学科, 教授 (30582324)
高見沢 恵美子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (00286907)
石田 宜子 兵庫大学, 看護学部, 教授 (70290369)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 胃がん / 胃切除術 / 食生活 / 影響要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
本調査を開始するにあたり、再度文献検討を行った結果、家族のサポートや労働の有無等が新たに胃切除術を受けた患者の食生活への影響要因の可能性が示唆されたため、新たにアンケート調査に項目を加えアンケートを作成した。そして、胃切除患者の食生活に関する影響要因を明らかにする調査において、倫理申請を行い、配布の準備を行っているところである。現在は、医療従事者の調査に向けたアンケートの作成および倫理審査に必要な資料作成を行っているところである。今後は、胃切除術を受けた患者の食生活の再構築に影響を与えている要因について明らかにし、医療従事者との認識の差異について検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
胃切除術を受けた患者を対象とした調査に当たり、再度文献検討を行い、先行研究で明らかにされている内容について確認を行った。そこで、家族のサポートおよび労働の有無について胃切除術を受けた患者の生活に影響を与えていることが示唆され、アンケート内容を変更したため、倫理申請の準備が遅れたことが原因であると考える。また、産休後の職場復帰より、子供が体調を崩し保育時間が大幅に拡大したことにより、研究のエフォートが確保できなかったことも原因と考える。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度である今後の予定は、当初の計画のとおり、医療従事者を対象として、胃切除術を受けた患者の食生活の再構築を促進させる、または阻害させると考える事柄について認識調査を行い、胃切除術を受けた患者の実態との比較を行う予定である。
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Causes of Carryover |
次年度は、本研究での成果について学会および論文にて公開する予定としており、そのための旅費および学会参加費および投稿費として用いる予定としている。
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