2014 Fiscal Year Annual Research Report
遠隔操作型ロボットの人間らしさの調節による発達障害児への対話支援法の探索
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25540105
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
松本 吉央 独立行政法人産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 研究グループ長 (00314534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 雄一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60418530)
宮尾 益知 独立行政法人国立成育医療研究センター, こころの診療部, 医長 (70120061) [Withdrawn]
熊崎 博一 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (70445336)
脇田 優仁 独立行政法人産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 主任研究員 (90358367)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 自閉症 / アンドロイド / コミュニケーション / ロボット |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,研究代表者・分担者が開発してきた子ども型ロボットや人の外観に酷似したアンドロイド,すなわち異なる人間らしさを持つ複数の人型ロボットを用いて,シームレスに人間らしさを調節することのできるロボットの遠隔操作システムを開発し,自閉症患者の支援法を確立することを目的としている. 本年度は,昨年度開発した動き・自律動作の人間らしさが異なる複数の遠隔操作ロボット(卓上型の小型ヒューマノイドロボット,および人に酷似したアンドロイド型ロボット)のに関して,ロボットの視線,頷き,表情,ジェスチャといったノンバーバルチャネルの表出様式,および発話を,自由に表出できるインターフェースを開発した. 次に,異なる人間らしさを持つロボットに対する自閉症患者の反応の分析を行った.本研究では,自閉症患者が異なる人間らしさのロボットに対して,どのように異なる反応を示すのかを知ることが鍵となる.同じ自閉症患者が,異なるロボットに対する対話を体験した際にどのように異なる反応を示すか,また人に対する対話とロボットに対する対話でどのような違いがあるかを被験者実験にて観察した.さらに,人間らしさの調整による自閉症患者の対面コミュニケーション訓練法についての検討を行った.上記の実験の結果から,遠隔操作型ロボットを用いた人との関わりとの訓練になる可能性について,心理的な影響,およびその後に汎化するための方法論について検討した.
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Research Products
(9 results)
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[Presentation] アンドロイドを用いた選択性緘黙者への介入2014
Author(s)
根本 彩紀子, 熊崎 博一, 吉川 雄一郎, 友田 明美, 水島 栄, 中野 三津子, 松本 吉央, 石黒 浩, 宮尾益知
Organizer
第112回日本小児精神神経学会
Place of Presentation
秋田
Year and Date
2014-11-08 – 2014-11-09
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[Presentation] 自閉症スペクトラム障害児に遠隔操作アンドロイドを用いる意義2014
Author(s)
熊崎博一, 友田明美, 水島栄, 柴田眞理子, 松本吉央, 中野三津子, 根本彩紀子, 大西 貴子, 小坂浩隆, 藤澤隆史, 吉川雄一郎, 宮尾益知, 石黒浩
Organizer
第55回日本児童青年医学会総会
Place of Presentation
浜松
Year and Date
2014-10-11 – 2014-10-13
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