2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25590242
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
秦 由美子 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (30263031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
アスピノール R・ウイリアム 同志社大学, 経済学部, 教授 (10346009)
大佐古 紀雄 育英短期大学, 保育学科, 准教授 (10350373)
Earl Kinmonth 大正大学, 人間学部, 教授 (70317642)
古阪 肇 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20710536)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | パブリックスクール / リーダーシップ教育 / 中高一貫校 / リーダー育成 / イギリス中等教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
★『「進学校」における人間性涵養とリーダーシップ-日本と欧州3ヶ国から学ぶ-』を広島大学高等教育研究開発センターの叢書として、2016年3月に出版し、全国の国立、公立、私立大学及び研究所に郵送した。 本調査の対象校は、海外では、イギリスのパブリック・スクール(PS)の「ザ・ナインあるいはザ・グレイト・ナイン」 と呼ばれているウィンチェスター(1382年)、イートン(1440年)、セント・ポールズ(1509年)、シュルーズベリー(1552年)、ウェストミンスター(1179年に原型が出来、1560年に再建)、マーチャント・テイラーズ(1561年)、ラグビー(1567年)、ハロウ(1572年)、チャーターハウス(1611年)(設立年順)」及び、グラマー・スクールの中で最も有名なマンチェスター・グラマー・スクールを含むグラマー・スクール(文法学校)、海外においては他に、フランスやスイスのエリート養成校も対象とした。上記「グレイト・ナイン」は、数多くのグラマー・スクールの中から、1864年にクラレンドン委員会により公刊された『クラレンドン報告書』が対象にした9校である。国内においては日本の名門中高一貫校8校(麻布、鴎友学園、開成、慶応義塾、甲陽学院、灘、ラ・サール、早稲田)、及び日比谷高校と戸山高校においての調査を行った。これら日本の名門校においては、第二次世界大戦の結果、検証されることなく廃止されていった日本の旧制高等学校の教育をも念頭に置きながら、アンケート調査と訪問調査を行った。 これら訪問校の調査結果をまとめた成果に基づき、日本の教育に提言するのみならず、高大接続・連携の具体策を発表した。
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