2014 Fiscal Year Annual Research Report
ISFETpHセンサーを用いた間質液pH連続測定とインスリン抵抗性発症機構解明
Project/Area Number |
25670111
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
丸中 良典 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00127036)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新里 直美 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00237645)
細木 誠之 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (30433254)
宮崎 裕明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30360027)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | pH / 組織間質液 / インスリン抵抗性 |
Outline of Annual Research Achievements |
血液に関する臨床データーは容易に収集し得るが、間質液に関するデーターはほとんどなく、それが故に間質液pHに注目した研究もない。 間質液に関するデーターがないという状況下において、「糖尿病患者での代謝異常誘因性組織間質液pH動態異常がインスリン抵抗性を誘発する」という仮説は今までに提唱されていない他に類を見ない斬新なアイディアである。 ISFET(イオン感応性電解効果型トランジシタ)pHセンサーという新たなるpH測定法用いて、間質液pHを低侵襲的かつ連続的に測定することにより、「糖尿病患者での代謝異常誘因性組織間質液pH動態異常がインスリン抵抗性を誘発する」という仮説を証明するにおいてチャレンジ性を有し研究を推進した。 これらのことを基盤にして、糖尿病ラットの組織間質液pHが低下していることを明らかとし、さらにインスリン抵抗性発症の原因がこの組織間質液pH低下によることも明らかにした。
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[Journal Article] PPARα autocrine regulation of Ca²⁺-regulated exocytosis in guinea pig antral mucous cells: NO and cGMP accumulation2014
Author(s)
Tanaka S, Sugiyama N, Takahashi Y, Mantoku D, Sawabe Y, Kuwabara H, Nakano T, Shimamoto C, Matsumura H, MARUNAKA Y, Nakahari T
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Journal Title
Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol
Volume: 307
Pages: G1169-1179
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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