2013 Fiscal Year Annual Research Report
成熟miRNA上のSNPと臓器移植症例を利用した臓器特異的miRNA分泌の解析
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25670369
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
茶山 一彰 広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 教授 (00211376)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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| Keywords | SNP / digital PCR / microRNA / transplantation |
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| Research Abstract |
我々は血清中に存在するmiRNA-122, miRNA-22がB型肝炎ウイルス感染患者血清で高度に増加していること、さらに、その血中濃度は肝炎の組織学的進行度、活動性とも高い相関性を有しており、バイオマーカーとして有用であることを明らかにしてきた(Arataki et al. Journal of Medical Virology 2013)。さらに、我々はAgo2とHBc抗原、HBs抗原が肝細胞中で共局在し、B型肝炎ウイルスの粒子形成に関与する可能性があることを明らかにした(Hayes et al. PLoS One 2012 )。本研究では、これらの研究経験を生かし、血液中の成熟miRNA上に存在するSNPに注目し、このようなSNPを、未だ明らかにされていない、miRNAの産生臓器の一部を明らかにすることを目的として研究を行った。この研究を行うには、①SNPが成熟miRNA上に存在すること、②当該SNPを包含するmiRNAが血中に測定可能な量存在していること、③SNPのminor allele frequencyが20%以上に存在することが必須であると考えられた。本研究ではそのようなSNPをスクリーニングし、有力な候補であるSNPをいくつか同定した。肝移植、腎移植、骨髄移植を受けた症例の移植後の血清のmiRNAをIon PGMとdigital PCRで解析し、肝、腎、骨髄に由来するmiRNAの動態を明らかにすることを予定ていたが、Digital PCRで予期せぬ非特異反応が起こり、正確な微量のmiRNAの検出が困難であることが明らかになった。現在この問題を克服すべく検討を行っている。
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[Journal Article] Combination therapies with NS5A, NS3 and NS5B inhibitors on different genotypes of hepatitis C virus in human hepatocyte chimeric mice2013
Author(s)
Shi N, Hiraga N, Imamura M, Hayes C N, Zhang Y, Kosaka K, Okazaki A, Murakami E, Tsuge M, Abe H, Aikata H, Takahashi S, Ochi H, Tateno-Mukaidani C, Yoshizato K, Matsui H, Kanai A, Inaba T, McPhee F, Gao M, and Chayama K
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Journal Title
Gut
Volume: 62
Pages: 61-1055
DOI
Peer Reviewed
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[Book] 肝臓2013
Author(s)
小林知樹, 川上由育, 平松 憲, 瀧川英彦, 野中裕広, 田中未央, 苗代典昭, 中原隆志, 本田洋士, 宮木大輔, 長沖祐子, 河岡友和, 高木慎太郎, 柘植雅貴, 今村道雄, 兵庫秀幸, 相方 浩, 高橋祥一, 茶山一彰
Total Pages
7
Publisher
一般社団法人日本肝臓学会
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