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2013 Fiscal Year Research-status Report

ヨード担持インプラントの生体内減衰と生体親和性の評価

Research Project

Project/Area Number 25670640
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

西田 英司  金沢大学, 医薬保健学総合研究科, 特任准教授 (50569374)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords抗菌インプラント
Research Abstract

本研究の目的は,抗菌作用を有するヨード担持インプラントと既存のチタン製インプラントの比較で、①ヨード担持インプラント表面のヨードの生体内での減衰過程②ヨード担持インプラントの骨への生体親和性,を明らかにして、周術期感染の予防と術後感染症例の新たな治療戦略の確立を構築することである。
現在までに日本白色家兎の皮下にヨード担持インプラントを挿入する.挿入後,2週,1ヶ月後,2ヶ月後,4ヶ月後,8ヶ月後,12ヶ月後,それぞれ期間が経過後にインプラントを抜去してヨード担持状態を調べる生体内減衰試験を行った。この生体内減衰試験においてこれまでに合計27羽、各群約3羽を作成し、ヨード残存量を計測もしくは計測予定である。また、インプラント周囲の組織学的な反応の確認のため周囲の組織を採取して病理組織学的に検討している。今後各群4羽を目標に作成予定である。さらに、生理食塩水200ml内の容器にヨード担持インプラントを挿入して挿入前,2週,1ヶ月後,2ヶ月後,4ヶ月後,8ヶ月後,12ヶ月後でヨード残存量を測定中である,中間報告であるが6ヶ月の次点で約3割のヨード残存を確認している。これらの結果から減衰したヨード濃度で抗菌作用があるかを確認するためにあらかじめヨード濃度を減らしたヨード担持インプラント(100%、80%、50%、30%)を作成し、それぞれのヨード担持インプラントに対し、細菌の抗菌効果を検討する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

予定しているウサギのモデルを順調に作成できている。今後、各群の症例を増やしデータ解析を行っていく予定である。

Strategy for Future Research Activity

日本白色家兎の皮下にヨード担持インプラントを挿入する.挿入後,2週,1ヶ月後,2ヶ月後,4ヶ月後,8ヶ月後,12ヶ月後,それぞれ期間が経過後にインプラントを抜去してヨード担持状態を調べる生体内減衰試験の遂行と、残存したヨード量で抗菌作用を有するか、あらかじめ減衰させたヨード量を担持したインプラントを作成して抗菌作用があるのかも検討していく。また、減衰したヨード濃度で抗菌作用があるかを確認するためにあらかじめヨード濃度を減らしたヨード担持インプラント(100%、80%、50%、30%)を作成し、それぞれのヨード担持インプラントに対し、細菌の抗菌効果を検討する予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

使用する白色家兎の変更で次年度使用額が生じたがおおむね計画通り遂行できている。
物品費として使用予定。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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