2016 Fiscal Year Research-status Report
社会的文脈における自己制御のメカニズムおよび適応機能の解明
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25780380
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
原田 知佳 名城大学, 人間学部, 助教 (00632267)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 自己制御 / 社会化 / 社会的適応 / 社会的感受性 / 小集団 / 自己主張 / 自己抑制 |
Outline of Annual Research Achievements |
育休に伴い平成28年6月まで,研究遂行を一時中断していたが,平成28年7月から一時中断していた研究を開始した。 社会的自己制御における自己制御の発達的変化の検討においては,中学3年間の縦断データの分析を行い,1)自己主張,自己抑制ともに,年齢が上がるにつれ,直線的に上昇すること,2)親・友人・教師との関わりは,中学1年時の自己制御を予測する一方で,中学3年間の変化量に対する影響は確認されなかったこと,3)友人・教師と子どもの自己制御の発達が共変していること,を明らかにした。 また,集団内で発揮される自己制御の検討に関しては,グループの社会性が集団パフォーマンスを予測することに関する研究内容(社会的感受性や自己制御の高いグループほど集団パフォーマンスや満足度が高い)にて,学術雑誌に投稿した。これと並行して,最終年度の実験に向けて準備を整えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
育休に伴い,研究遂行を一時中断せざるを得なかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
社会的文脈における自己制御の発達的変化の検討に関する知見については,学会発表やシンポジウムにて発表を行うとともに,学術論文へ投稿する。 集団内で発揮される自己制御の検討に関する知見についても,学会・シンポジウム発表を行うとともに,課題内容の性質を考慮した上で,ビデオ・音声データを収集できる環境で実験を行う。さらに,自己制御や社会的感受性が低いグループが集団パフォーマンスを発揮できる環境の検討も行う。
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Causes of Carryover |
育休・産休により研究遂行が遅れたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
最終実験に必要な実験費用,データ入力,印刷代,および,得られた知見の学会報告のための旅費等に使用する予定である。
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Research Products
(18 results)
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[Journal Article] Neighborhood interaction factors versus social compositions in predicting youth socialization development: An international research2016
Author(s)
Yoshizawa, H., Yoshida, T., Park, H., Nakajima, M., Ozeki, M., Harada, C.
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Journal Title
Japanese Journal of Applied Psychology
Volume: 42
Pages: 25-35
Peer Reviewed
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[Presentation] Effects of neighborhood commitment and atmosphere on antisociality mediated by collective efficacy: A multilevel study with stratified sampling2016
Author(s)
Yoshizawa, H., Yoshida, T., Nakajima, M., Yoshida, T., Ozeki, M., & Harada, C.
Organizer
The 31st International Congress of Psychology
Place of Presentation
Yokohama
Year and Date
2016-07-24 – 2016-07-29
Int'l Joint Research
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