2013 Fiscal Year Research-status Report
IADリスク指標を用いたIAD予防プログラムの構築およびその評価
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25862232
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
繁田 佳映 静岡県立大学, 看護学部, その他 (50514618)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | IAD / 予防プログラム / スキンケア / リスクアセスメント / 高齢者 / 失禁 |
Research Abstract |
Incontinence-associated dermatitis (IAD)予防プログラム案を構築するために、リスクアセスメント指標を検討するためのデータ解析を行うと共に、予防ケア方法を検討するための文献検索を実施した。 まず、リスクアセスメント指標を抽出すために過去に取得したデータの解析を行った。その結果、1) 皮膚の赤みの程度を示すErythema Index (EI)が46以上、2) 水様便もしくは軟便を有する、3)尿臭を有する、以上の3項目がIADのリスク指標として抽出された。以上より、この3項目を用いたアルゴリズムを作成し、IADのリスクアセスメントツールとした。 次に文献レビューより予防ケアの方法を探索するために文献検索を実施した。検索にはPubmed、the Cumulative Index to Nursing and Allied Health Literature (CINAHL)、Medline with Full Text、Academic Search Eliteの4つのデータベースを使用し、「Incontinence-associated dermatitis、prevention」をキーワードに検索を実施した。その結果、64件の文献が抽出された。全文献のレビューから予防ケア方法を検討する予定であり、現在までに40編のレビューが終了している。 今後はケア方法の検討が終え次第、デルファイ法によるプログラム案の妥当性の評価を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
文献のレビューを行うにあたり想像以上に時間を要したこと、出産が重なったことが主たる理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も研究実施計画に沿って進めていく予定であるが、研究の進達度が半年ほど遅れいている点に関しては、エフォートを今以上に増やすことが困難な状況にあるため研究期間を延長することで対応する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当該年度実施を予定していたデルファイ法によるIAD予防プログラム案の内容妥当性の評価を行うことができなかったため、それに要する分の経費が次年度使用額となった。 IAD予防プログラム案の内容妥当性の評価を行うための謝金および郵送費に使用すると共に、完成された予防プログラムのIAD予防効果を評価するための調査費用に使用する。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] A convenient and highly sensitive method for quantification of ceramide in tape-stripping samples by dot-blot analysis as a skin barrier assessment technique in murine macerated skin.2013
Author(s)
Mugita Y, Minematsu T, Huang L, Sugama J, Ichikawa Y, Nakagami G, Nagase T, Oe M, Noguchi H, Mori T, Sanada H.
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Journal Title
Journal of Japanese Society of Wound, Ostomy, and Continence Management
Volume: 17(3)
Pages: 201-212.
Peer Reviewed
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