2015 Fiscal Year Research-status Report
脳血管障害による後遺症をもつ人の家族のMastery獲得を支援する看護介入
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25862238
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
岩井 弓香理 高知県立大学, 看護学部, 助教 (40633772)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | Mastery / 脳血管障害 / 家族 / 看護介入 / ガイドライン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、脳血管障害の発症により何らかの後遺症をもつ患者の家族がストレスフルな出来事に適応し成長に至るまでの過程を、家族のMasteryと捉え、家族がそれを獲得するための看護介入ガイドラインの作成を目的としている。 昨年度は、看護者から家族のMasteryの獲得を支援する看護介入を抽出するため、インタビュー調査に向けて準備を進めている段階であったが、妊娠に伴う体調不良及び、平成27年10月からの産前産後休暇・育児休業の取得により、研究が中断している状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
ステップ2の看護者を対象としたインタビュー調査に向けて準備を進めている段階であったが、妊娠に伴う体調不良により研究依頼が進んでいない状況であった。さらに、産前産後休暇及び育児休業の取得によって研究が中断しており、遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年11月の職場復帰に伴い、研究を再開する予定である。1年を超えての産前産後休暇及び育児休業による中断であることから、研究を再開する前に補助事業期間の延長を申請し、平成28年度以降の研究実施計画の内容についても修正したいと考えている。まずは、地域の施設に対して研究への協力依頼を行っていきたい。
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Causes of Carryover |
産前産後休暇及び育児休業の取得によって研究が中断している状況にあり、交付額を計画的に使用できず、残高が生じている。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
インタビュー調査に出向くための旅費や対象者に対する謝金、データ処理に必要な経費、文具や書籍の購入、学会参加等の旅費に使用したいと考えている。
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