2013 Fiscal Year Annual Research Report
中堅看護師の職業キャリア成熟に関連するメンタリング
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25893296
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| Research Institution | 独立行政法人国立国際医療研究センター |
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Principal Investigator |
平山 祐子 独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他 (30712939)
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| Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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| Keywords | キャリア発達 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は、先輩や上司からの関わり(メンタリング)と、中堅看護師の職業キャリア成熟(職業生活において、自身の能力を高めることにどの程度関心をもち、主体的に取り組もうとしているかを表す概念)との関係を検討することである。
情報収集のため、世界看護科学学会 第3回 学術集会に参加し、中堅看護師の職業キャリア成熟に関するポスター発表(The factors relating occupational career maturity of mid-career nurses.）を行った。複数の質問を受け、構成概念の妥当性、尺度の信頼性の検討、また看護に対する肯定的な考えについて討議することができた。これらの他、研究協力者との討議の中でキャリアアンカー(ある人物が自らのキャリアを選択する際に、最も大切な(どうしても犠牲にしたくない)価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののこと)について調査票に盛り込むことを検討することができた。
わが国における看護師のキャリアアンカーについて、その実態を明らかにした調査は見当たらず、女性が多くを占める業種であることを鑑みても、これを明らかにする意義は多い。例えば、年齢や職業経験年数が同じ看護師であっても、それぞれのキャリアアンカーが異なれば、必要とするキャリア支援の内容が異なると考える。このように、看護師のキャリアアンカーの実態を明らかにすることによって、看護師のキャリア支援に必要なものをより細かく選定することができると考える。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査票に必要な情報を収集することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
研究協力者と協議のうえ、調査票にキャリアアンカーの尺度を盛り込み、洗練する。そのうえでデータの回収、分析を行う。
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