2018 Fiscal Year Annual Research Report
Market and dealers in Western modern times. Geo-economical Studies.
Project/Area Number |
26244009
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
圀府寺 司 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50205340)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 裕成 大阪大学, 文学研究科, 教授 (00243741)
小林 頼子 目白大学, 社会学部, 教授 (10337636)
池上 裕子 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (20507058)
青野 純子 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (20620462)
河内 華子 大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (20709539)
桑木野 幸司 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (30609441)
陳岡 めぐみ 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究員 (50409702)
尾崎 彰宏 東北大学, 文学研究科, 教授 (80160844)
上原 真依 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (90609463)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 画商 / 美術市場 |
Outline of Annual Research Achievements |
3月3日に研究のひとつの締めくくりとしてオランダ17世紀美術市場に関する国際シンポジウムを開催した。オランダからErna Kok, Piet Bakker両氏を招聘し、日本側からは研究分担者の中から小林頼子、青野順子が発表を行った。オランダ美術市場研究は美術市場研究の中でももっとも研究の進んだ領域であり、その領域の先端的研究を紹介しつつ、広く一般研究者にも美術市場研究の現在を知ってもらう機会を提供できた。シンポジウムの内容は来年度以降刊行する予定である。 各研究分担者は独自の研究領域について着実に成果を発表してきた。(業績欄参照) 学会発表、シンポジウム発表、論文、書籍、展覧会(平成31年度開催予定)などさまざまな形態での発表になっている。それらのうち口頭のみの発表などいくつかについては、平成31年度中に研究論集のような形で発表する計画で、現在その作業を進めている。 美術市場の歴史的研究を行なっている研究グループが日本にはほぼ皆無であるため、研究代表者は文化庁の受諾研究「文化庁 平成 30 年度 アート市場活性化事業」(国立新美術館受諾)への参加を依頼され、美術館と美術市場の関わりについてのシンポジウム企画、実施にも協力し、パネリストならびにキーノートスピーカーとして発言した。これらについても業績欄を参照されたい。なお、第2回目(3月16日)のシンポジウム「芸術資産をいかに未来に継承発展させるか」については、近日中に文化庁のYouTubeに掲載避ける予定である。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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