2016 Fiscal Year Annual Research Report
Globalization of marine products and its impacts in Asia seen through sardine, bonito, and tuna etc.
Project/Area Number |
26283010
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
福家 洋介 大東文化大学, 国際関係学部, 准教授 (80199273)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内海 愛子 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70203560)
藤林 泰 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80292639)
宮内 泰介 北海道大学, 文学研究科, 教授 (50222328)
李 泳采 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (30460108)
砂井 紫里 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (90367152)
金城 達也 北海道大学, 文学研究科, その他 (90760398)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 水産業 / グローバル化 / いわし / カツオ・マグロ / 缶詰 |
Outline of Annual Research Achievements |
エビやカツオ・マグロを追いかけていた私たちは、イワシを中心とした「民の経済」を見落としてきた。村井が書き遺した「ミョルチ(イワシ)をより深く」は、私たちに今後進むべき道を教えてくれた気がする。最終年度のイワシ漁および加工、流通の実態調査は観音寺市伊吹島(香川県)、雲仙市南串山町・佐世保市小佐々町(長崎県)に加えて、松前町・宇和島市愛南町(愛媛県)、九十九里町・大網白里町(千葉県)、柳井市・周防大島町(山口県)、さらに大阪湾のイワシ漁については岸和田・神戸漁協で聞き取り調査を行った。各調査地では文献調査も合わせて行った。李ラインとの歴史関連で松江・浜田(島根県)、境・米子(鳥取県)において、イワシ漁業を中心に聞き取り調査を行った。韓国梅香理(平沢市)、南海岸の屯徳洞(麗水市)、東海岸の襄陽・東海(江原道)では、戦前から現在に至るイワシ漁について聞き取り調査を行った。タイ南部パンガー県(ヤーオヤイ島)では、イワシ漁漁村と煮干し加工業の調査を実施した。インドネシアのプカロンガン(中ジャワ)では、原料不足に直面する水産加工業の対応について、缶詰工場とすり身工場労働者からの聞き取り調査を行った。イワシ、カツオ・マグロの原料不足の深刻度は一層増していた。タイとインドネシアでは水産加工業に関わる新聞記事の収集分析を継続して行った。台湾におけるハタ養殖とその流通、とくに日本以外の市場開拓について屏東県林邉郷・新北市において生産者と流通業者から聞き取り調査を行った。研究分担者による国内・海外調査結果の分析などの情報共有をするための勉強会を3回実施した。また勉強会主催で韓国のイワシ研究者、海から日韓比較研究を試みている研究者と拡大勉強会を開催し、さらに専門家を招聘した研究会を1回実施した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)