2017 Fiscal Year Annual Research Report
General research about the history of the reception of Western music in Japan and Korea - with a focus on the German teacher Franz Eckert
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26284018
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ゴチェフスキ ヘルマン 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00376576)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 浩基 島根大学, 教育学部, 教授 (50322219)
塚原 康子 東京藝術大学, 音楽学部, 教授 (60202181)
酒井 健太郎 昭和音楽大学, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (60460268)
大角 欣矢 東京藝術大学, 音楽学部, 教授 (90233113)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | フランツ・エッケルト / 近代日本洋楽史 / 軍楽隊 / 御雇外国人 / 大韓帝国・植民地下朝鮮音楽史 / プロイセン音楽史 / 在日ドイツ人 / 宮内省式部寮の音楽 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度には報告書の執筆を準備し、本研究全体の研究成果をまとめる作業を始めたが、本研究の成果に深く関連する重要な研究文献が年度末に出版されたので年度内に報告書を出すことが難しくなり、研究機関延長を申請した。従って報告書の出版は平成30年度に完成した。 新たに出版されたのはハンス=アェクサンダー・クナイダー著『フランツ・エッケルト--アマーリエ・マルテルの回想録収録』(韓国語)であるが、特にその中の「アマーリエ・マルテルの回想録」(つまりフランツ・エッケルトの長女アマーリエの自伝)はこの本の出版によって初めてアクセスできるようになった一次文献である。その精読によって本研究の一部の訂正および多くの箇所の補足が可能になり、さらにそこから出発して新たな調査も可能になったのである。その結果としてエッケルトの私生活については初めてまとまった概観が可能になった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究機関延長を申請したのは、研究が元の研究企画より遅れたからではなく、予想もできなかった、研究目的と深く関連する新しい文献が韓国で出版されたからである。この文献に基づく新たな研究内容は本プロジェクトの成果を予定よりも豊かにするものであったので、研究機関延長はそれを反映するものである。
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Strategy for Future Research Activity |
報告書の執筆と出版は上記の理由により本年度内に完成できなかったので、それを研究機関延長の課題とした。
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Causes of Carryover |
本年度印刷される予定の報告書の印刷は次年度に延期されたから。
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Research Products
(5 results)