2017 Fiscal Year Annual Research Report
Collborative Dynamic Research on Asian Contemporary theatres and Performances
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26284019
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
永田 靖 大阪大学, 文学研究科, 教授 (80269969)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
毛利 三彌 成城大学, その他, 名誉教授 (10054503)
中尾 薫 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (30546247)
鈴木 雅恵 京都産業大学, 外国語学部, 教授 (70268291)
瀬戸 宏 摂南大学, 外国語学部, 教授 (80187864)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アジア演劇 / ポストコロニアリズム / 超域性 / アイデンティティ / 近代化 / 伝統 / アジア身体 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である平成29年度においては、まず2017年7月にブラジルのサンパウロ大学において、IFTA国際演劇学会サンパウロ大会において研究会を開催した。テーマは大会テーマにちなんで、Unstable Geographies, Multiple Theatricalities とし、アジア各国の演劇の移動性について6本の研究発表と充実した議論を展開した。アジアの演劇の移動性の様相ととりわけ20世紀のアジアの地理的境界の越境について深い議論をすることができた。また2018年2月にはフィリピンのフィリピン大学において、演劇の身体についてBodies in/and Asian Theatreをテーマに国際会議を開催した。こちらではアジアはもとより広く世界中から約60本の研究発表があり、アジアの演技身体の特殊性と普遍性について様々な観点から議論できた。その結果、我々の研究グループのみならず、アジア演劇研究の活発さを内外に示すことができたと思われる。さらには2017年11月には、国立韓国藝術綜合学校演劇院において、同院大学院生、国立台北藝術大學戯劇系大学院生、そして大阪大学演劇学研究室大学院生を主たる参加者とする5th International Asian Theatre Studies Conferenceを開催し、17本の大学院生の研究発表を行い、若い世代の研究協力を促進することができた。またこの4年間の研究成果の一旦を書籍の形で出版する予定で、すでに入稿済みで、Rawat社よりModernization of Asian Theatres,として6月に刊行する。また同時にPalgrave社より、Transnational Performance, Identity and Mobility in Asia として同じ6月に刊行予定となっている。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(29 results)