2017 Fiscal Year Annual Research Report
An Attempt to Visualize Learner Behaviors in e-Learning and Speaking in English or French as Foreign Languages
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26284076
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
吉冨 朝子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (40272611)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斎藤 弘子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10205669)
梅野 毅 東京外国語大学, その他部局等, 助手 (10722340)
井之川 睦美 国際医療福祉大学, 医学部, 講師 (90735838)
鈴木 陽子 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師 (10735848)
川口 裕司 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20204703)
浦田 和幸 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50168762)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | Eラーニング / 英語 / フランス語 / 可視化 |
Outline of Annual Research Achievements |
吉冨は特に英語に関わる研究活動全般の総括を行った。井之川・鈴木・周(研究協力者)は、日本人大学生を対象としたアンケートデータを用いて英語のスピーキング方略の使用とその有効性の認識との関係、さらに方略の使用と英語習熟度との関係について分析を行った。追跡調査として行った自由記述形式の質問紙への回答も踏まえ、研究の成果を研究ノートとして発表した。また、井之川・梅野は学習者が自由にアクセスできるMoodle上にスピーキング録音課題を含めた双方向タスクを試作し学習者の試用を実施した。その後、アンケートを実施し、学習者が同タスクの有用性をどの様に感じているか、またタスクの問題点などを検証し、学会で発表した。 浦田は、英語の話し言葉でよく用いられる表現に関して語彙と文法の面から調査して、最近の英英の学習辞書および学習文法書の記述と比較し、語彙力増強 (vocabulary building) の観点も加味して、タスク開発のための基礎研究を行った。斎藤は、2017年度までに集めた英語学習者の音声データの分析を終え、特に英語圏への留学を経験した者と、同期間中、日本にとどまり大学での授業や自習を通して学んだ者との間について、発音の習熟度の違いをまとめた。得られた成果については言語に関する論文集に寄稿し、また中学・高校の英語教員を対象としたセミナーでの講演で報告した。 川口は、B1レベルのフランス語学習者6名に実施したリーディングタスクについて、主に韻律的な観点から経年的分析を行った。またB1-B2レベルの学生で留学を経験した3名についてスピーキング能力と学習ストラテジーに関するの経年的調査を実施した。これらの分析結果はいずれも学会・講演等で報告した。梅野は、Moodleの録音課題用のプラグインにWeb Speech APIを組み込み、録音と同時に文字化する機能を実装しGitHubに公開した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)