2017 Fiscal Year Annual Research Report
The construction of "Jige Monjyo" theory in the Middle Ages Japan-centering on the analysis of the introduction, style and function-
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26284098
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
春田 直紀 熊本大学, 教育学部, 教授 (80295112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 雄基 立教大学, 文学部, 准教授 (00726573)
薗部 寿樹 山形県立米沢女子短期大学, その他部局等, 教授 (10202144)
小川 弘和 熊本学園大学, 経済学部, 教授 (10320417)
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
湯浅 治久 専修大学, 文学部, 教授 (70712701)
高橋 一樹 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80300680)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 中世地下文書 / 史料論 / 三木家文書 / 菅生家文書 / 津川遍照寺文書 / 高岡家文書 / 久木小山家文書 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、以下の4点にわたる研究活動で成果をあげることができた。 1.中世地下文書研究会の開催:平成29年6月17日に立教大学でメンバー会議をして今年度の計画について協議したのち、翌日一般公開の第7回研究会(村上絢一「三木家文書報告」、池松直樹「菅生家文書調査報告」、春田直紀「中世地下文書研究の成果と課題」とそれに対する坂田聡の「コメント」と討論)を主催した。 2.公開シンポジウム「中世地下文書の世界」の開催:平成29年10月28日に京都大学総合博物館で、本研究の成果を検証するシンポジウム(春田直紀「中世地下文書論の方法・成果・課題」、佐藤泰弘「地下文書の起源をめぐって」、村石正行「中世の契約と地下文書の作成」、総合討論)を主催し、翌日は同所で秦家文書の見学会も開催した。 3.研究成果論集の刊行:4年間の研究成果を集成した春田直紀編『中世地下文書の世界-史料論のフロンティア』(勉誠出版、2017年)を公刊した。本書は、序論とⅠ「地下文書とは何か」、Ⅱ「地下文書の世界に分け入る」、Ⅲ「原本調査の現場から」、Ⅳ「地下文書論からの広がり」の四部編成で、本科研の研究代表者、研究分担者6名、連携研究者1名、研究協力者12名による計21編の論文を収録した。 4.中世地下文書の原本調査:平成30年1月に和歌山県立博物館で、津川遍照寺文書、高岡家文書、久木小山家文書の原本調査を実施した。本科研メンバーからは10名が参加した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(27 results)