2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of optical fiber probe for all-optic photoacousitc imaging
Project/Area Number |
26289096
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
松浦 祐司 東北大学, 医工学研究科, 教授 (10241530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片桐 崇史 東北大学, 工学研究科, 准教授 (90415125)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 光音響イメージング / 光ファイバ音響プローブ / 中空光ファイバ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,体腔に挿入して消化管や心臓血管の内壁の画像診断を可能とする,全光学式の光音響イメージングファイバプローブの構築である.光音響イメージングは光イメージングよりも深部かつ、超音波イメージングよりも鮮明な画像取得が可能なため,癌の早期発見の指針である新生血管を高分解能に画像化できる新たな手法として期待されている.本研究で対象とするファイバプローブは,音響波を励起する光を伝送するための中空光ファイバを束ねることにより構成したファイババンドルと,シングルモードファイバの先端に干渉計を構築した音響波検出用ファイバプローブからなり,すべてが光ファイバによって構成され,先端に音響波検出のための圧電素子や走査機構を必要としないため,細径かつ可撓性に優れたプローブを構築できる.本年度はまず励起部に着目し,内径100ミクロンの細径中空光ファイバを導入することで高分解能化を図った.中空光ファイバは低開口数のため、出射端からの光の広がりが小さく,分解能がファイバ径に依存するからである.次に生体内使用を目指し,音響波検出部の高感度化を検討した.まず高感度素子であるPZT素子を用いて,生体組織の光音響イメージングに成功した.更に内視鏡下応用を目指し,音響波検出用ファイバプローブの波長可変及び高反射率化の検討により,高感度プローブの製作に成功した.このプローブを用いることで,全て光学手法により生体組織の光音響イメージングに成功し,内視鏡下でも使用可能なイメージングプローブである事を示した.
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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