2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of scoring system for quality indicators of dialysis therapy
Project/Area Number |
26293156
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福原 俊一 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30238505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福間 真悟 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60706703)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 診療の質 / 血液透析 / プロセス評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
医療現場に存在する電子診療情報を利用して、半自動的に測定可能な透析診療の質指標を開発した。最初に、透析診療の質指標に関する系統的レビューを行い、既存の質指標の項目候補リストを作成した。透析専門医10名でエキスパートパネルを構成し、修正デルファイ法を用いて、26個の透析診療の質指標を選択した。透析診療の質指標についての系統的レビュー、修正デルファイ法・測定実験を含めた透析診療の質指標開発過程についての知見を整理し、論文投稿している。 開発した透析診療の質指標を医療現場で容易に測定可能とするために、半自動的な測定システムを開発した。透析クリニックのレセプト、検査データ、透析管理データは、異なるシステムで運用されサイロ化されたデータであるため、各システムから抽出されるデータを標準化し、統合し、分析可能なデータとして出力可能な統合システムのAQuAH-D(Alliance for Quality Assessment in Healthcare Dialysis)を開発した。2017年3月時点で、5クリニック(約500人の血液透析患者)でAQuAH-Dを運用し、自動的に透析診療データが蓄積されるデータベースシステムを構築している。AQuAH-Dの抽出データから透析診療の質指標26項目を測定可能なデータ定義、分析アルゴリズムをシステム内に実装し、2施設の実データにおいて、透析診療の質指標の達成割合について、測定実験を実施した。研究期間終了後も、AQuAH-Dを活用し、透析診療の質指標測定とフィードバックを継続し、質指標のモニタリングが質改善に与える効果の検証を行っていく計画である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Development of quality indicators for care of chronic kidney disease in the primary care setting using electronic health data: a RAND-modified Delphi method.2016
Author(s)
23.Fukuma S, Shimizu S, Niihata K, Sada KE, Yanagita M, Hatta T, Nangaku M, Katafuchi R, Fujita Y, Koizumi J, Koizumi S, Kimura K, Fukuhara S, Shibagaki Y.
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Journal Title
Clin Exp Nephrol.
Volume: -
Pages: -
DOI
Peer Reviewed
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