2016 Fiscal Year Annual Research Report
新疆ウイグル自治区、内蒙古自治区の観光動態に関する総合研究
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26301006
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Research Institution | Osaka Seikei College |
Principal Investigator |
山田 勅之 大阪成蹊短期大学, その他部局等, 教授 (40582995)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 旭 (楊海英) 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (40278651)
石原 享一 北海商科大学, 商学部, 教授 (60283850)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 観光 / 少数民族 / 新疆 / 内モンゴル / 政治経済 |
Outline of Annual Research Achievements |
・山田勅之:4月26日~30日に内モンゴル自治区オルドス市チンギスハーン陵で開催された八白宮祭祀・チャガンブルク大典の実態調査、及び祭司ダルハトへの聞取り調査を実施した。8月14日~20日、内モンゴル自治区オルドス市チンギスハーン陵で開催されたカラスルデの実態調査。チンギスハーン陵旅游区管委会祭祀文化弁公室・セチンビリク研究員の協力のもと、祭司ダルハトへの聞き取り調査を実施した。またフフホト市郊外のシラムレン草原旅游区にて観光産業の調査をした。9月3日~14日、新疆ウイグル自治区ホータン市にてホテル、旅行会社など観光産業の調査、及び北新疆(五家渠、石河子、伊寧、ホルガス)観光資源の実態調査。また、北京市の中国国家旅游局にて資料調査を実施した。2月9日に、国際学術交流会「中国内モンゴル自治区の観光動態」を開催した。内蒙古大学から額日登巴雅爾(エルドンバヤル)講師と包紅霞講師を招いた。なお、研究成果は雑誌1編、研究発表1回であった。 ・大野旭(楊海英):中国訪日観光客の調査を通じて、中国の観光動態を検討した。研究成果は雑誌2編、著書1編であった。 ・石原享一:山田勅之とともに、8月14日~20日、内モンゴル自治区オルドス市チンギスハーン陵で開催されたカラスルデの実態調査。チンギスハーン陵旅游区管委会祭祀文化弁公室・セチンビリク研究員の協力のもと、祭司ダルハトへの聞き取り調査を実施した。フフホト市郊外のシラムレン草原旅游区にて観光産業の調査をした。2月9日の国際学術交流会「中国内モンゴル自治区の観光動態」ではコメンテーターを務めた。なお、研究成果は雑誌1編であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新疆大学旅游学院の研究者を招待して、学術シンポジウムを開催する予定であったが、新疆大学側の都合により、本年度開催に変更された。
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Strategy for Future Research Activity |
新疆大学旅游学院の研究者を招待して、国際シンポジウムを開催する。内モンゴル自治区における草原観光の実状調査から、観光と草原保護との関係性を検討する。 本年度が本研究課題最終年度にあたるので、これまでの研究成果をまとめて報告書を作成する。
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Causes of Carryover |
新疆大学旅游学院の研究者を招待して実施する予定であった国際シンポジウムが本年度(平成29年度)に延期となったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度、新疆大学旅游学院の研究者を招待して、国際シンポジウムを実施する。
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