2016 Fiscal Year Annual Research Report
A comparative study of intrinsic factor activating inflammasome between Turkey and Japan
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26305024
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
増本 純也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (20334914)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
Coban Cevayir 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 教授 (00397712)
石井 健 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 創薬基盤研究部, プロジェクトリーダー (00448086)
伊藤 有紀 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 講師 (10608334)
澤崎 達也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (50314969)
上松 一永 信州大学, 医学部, 准教授 (60262721)
右田 清志 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60264214)
大澤 春彦 愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90294800)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | インフラマソーム / トルコ / 家族性地中海熱 / 環境因子 |
Outline of Annual Research Achievements |
自己炎症疾患は、周期性の発熱発作を特徴とする難治性炎症疾患である。周期性の炎症発作の直接の原因メカニズムは不明である。そこで、本研究では、自己炎症疾患の疾患責任遺伝子に変異をもつ患者と健常者の発作前後のペア血漿を利用して、コムギ無細胞タンパク質合成技術による試験管内インフラマソーム再構成アッセイシステムで陽性シグナルをもつ活性分画を精製して特定することにより、周期性炎症発作の直接的原因となる発症トリガーを解明する。 これまでに、自己炎症疾患の原因となる責任遺伝子産物のNLRP3, Nod2, NLRC4, Pyrinの試験管内無細胞インフラマソームの再構成に成功した。またそれらの疾患特異的変異体からなる異常インフラマソームの再構成にも成功した。また、これまで自己炎症疾患の知られていないインフラマソーム関連タンパク質であるAIM2, Nod1やそのほかのNLRP, NLRCタンパク質からなるインフラマソームの再構成にも成功した。これらのインフラマソームに対するリガンドの探索を行い、複数のトリガー物質の同定に成功した。これらの成果は、Journal of Immunological Methods, Scientific World Journal, European Journal of Inflammation, Inflammation and Regenerationなどの学術雑誌に発表した。 Pyrinインフラマソームついて、トルコでの生活習慣や飲料水などの環境因子がおよぼす影響を解析した。またそれらの相関する環境中因子について分析した。これらの共同研究の成果については、2016年度プロテインアイランド松山国際シンポジウムでBogazici大学の担当教授とともに発表を行った、今後は大学間協定を結ぶなどの環境を整えた上で、引き続き共同研究を行っていくことを確認した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)
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[Journal Article] Poly (I:C) and hyaluronic acid directly interact with NLRP3, resulting in the assembly of NLRP3 and ASC in a cell-free system.2017
Author(s)
Kaneko N, Ito Y, Iwasaki T, Takeda H, Sawasaki T, Migita K, Agematsu K, Koga T, Kawakami A, Yachie A, Yoshiura K, Morikawa S, Kurata M, Masumoto J.
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Journal Title
European Journal of Inflammation
Volume: 印刷中
Pages: 印刷中
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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[Journal Article] Nod2-nodosome in a cell-free system: implications in pathogenesis and drug discovery for Blau syndrome and early-onset sarcoidosis2016
Author(s)
Iwasaki T, Kaneko N, Ito Y, Takeda H, Sawasaki T, Heike T, Migita K, Agematsu K, Kawakami A, Morikawa S, Mokuda S, Kurata M, Masumoto J.
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Journal Title
Scientific World Journal
Volume: 2016
Pages: 2597376
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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