2016 Fiscal Year Research-status Report
音声対話システムに対するインタラクション欲求向上のためのユーザ印象空間の推定
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26330235
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
菊池 英明 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70308261)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮澤 幸希 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 客員研究員 (90631656) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ヒューマンコンピュータインタラクション / 印象形成 / エージェント / 対話システム |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は前年度に実施した対話実験の結果の分析を継続して行った。その分析結果に基づいて、エージェントの要因を制御して印象空間の変化を観測する実験を計画し、実施するのが当初の予定であったが、種々の理由から十分な研究時間が確保できなかったため、期間を延長して十分に時間を確保したうえで実験を実施することにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者の私的な都合と、研究分担者の異動に伴って、研究体制が整わなかったために、一年の期間延長をした。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度の実験結果を踏まえて、被験者数を増やし、より統計的な信頼性を高めることを目指す。部分的にエージェントの発話の音響的・言語的要因を制御する実験を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
28年度は、研究代表者の私的な状況と研究分担者の異動に伴って、十分な研究体制がとれず、前年度に実施した実験の結果分析をしたのみであった。したがって28年度は研究費の使用には至らず、期間を延長したうえで29年度に使用することにした。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
実験で使用するエージェントシステムの開発に必要な機器および開発人件費、実験の被験者謝金、研究成果の発表に関わる旅費などの項目に使用する予定である。
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