2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development and practical evaluation of learning management system with collaborative curation function in active learning
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26330392
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
吉崎 弘一 大分大学, 学術情報拠点, 准教授 (10351785)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀田 博史 園田学園女子大学, 健康科学部, 教授 (60300349)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | コンテンツキュレーション / 学習支援システム / Webシステム / Ruby on Rails / bookmarklet / Ajax |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、これまでに開発したコンテンツキュレーション機能の操作性の改善と、多様な利用環境での動作検証を中心に活動した。前者の活動としては、コンテンツキュレーション機能をより直感的に操作できるようにするため、キュレーション操作に必要なBookmarkletに加え、ブラウザ拡張機能を試験開発した。このブラウザ拡張機能は、Chromeブラウザ専用のものを開発し、操作性の向上と共に、キュレーション対象の文字/画像について、当該ページ上でハイライトを表示する機能も実装した。また、学習支援システム内では、キュレーション機能のAjax化を更に進め、ページ再描画の少ないユーザインターフェイスを実装した。また、協調キュレーションを効果的に行うための要素技術としてWebSockeに着目し、同技術の機能評価と共に、同技術を効率的に導入する上で必要となるRuby on Railsのバージョン5へのアップデート対応などを行った。開発した機能の動作検証については、研究代表者の所属機関の変更により、当初予定していたタブレットPCでの機能検証は実施できなかったが、その代替として複数のChromebookを用いた機能検証を実施し、問題なくキュレーション機能が利用できることを確認した。 また、平成28年度は本研究課題の最終年度にあたるため、ユーザインターフェイスの多言語対応と共に、本研究の総括として国際会議での成果報告を行った。ユーザインターフェイスについては、言語パックを導入することで利用言語を容易に切り替えることを可能とし、日本語に加え英語の言語パックを試験的に開発した。また、成果報告では、コンテンツキュレーション機能を実装した学習支援システムLePoについて、コンテンツキュレーション機能をはじめとする諸機能と共に、オープンソース化に向けた取り組みを報告した。
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