2014 Fiscal Year Research-status Report
高精度位置情報・ハザードマップ連携の危険情報通知モデルの開発と実証
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26350462
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Research Institution | National Institute of Technology, Toyama College |
Principal Investigator |
小熊 博 富山高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (40621909)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀田 卓 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (10343039)
山形 文啓 釧路工業高等専門学校, 電子工学科, 講師 (40596243)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | GNSS / 天空率 / ハザードマップ / データベース |
Outline of Annual Research Achievements |
ハザードマップシステムについて,富山県射水市の洪水ハザードマップを題材としてデータベース登録システムを開発した.モバイル側及びサーバ側の基本システムは開発できた. 天空率の定量化手法について,画像処理技術を用いて確立できた. GPS, 準天頂衛星システム,GLONASS等の種々のGNSSの位置捕捉精度について,おおよその数値については把握できた. しかしながら,まだまだ測定が不足しているため引き続き丁寧な実験を進め,精度を上げていきたい. ネットワークの安定化のためSDN(Software Defined Network)技術について評価を着手した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
天空率の定量化は研究課題の重要となる技術であり画像処理技術を用いて確立できた. 種々の天空率の場所をフィールドに様々なGNSSの位置捕捉精度の測定を実施できている.おおよその傾向は把握できた.また,ハザードマップのデータベース化について,画像処理技術を用いてデータベース登録を始めている.順調に開発が進んでいるといえる.
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Strategy for Future Research Activity |
種々の天空率の場所をフィールドに様々なGNSSの位置捕捉精度の測定を実施できたものの,位置捕捉精度に関しての測定を増やしデータの解析を進める必要がある.さらにハザードマップについてデータ登録方法について登録色のバラツキが見られるため処理精度を上げる必要がある. 以上の課題に対して解決していきたい.
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Causes of Carryover |
GNSS装置を当初は購入で考えていたが,レンタルすることができたので,予定よりも支出が減少した. 研究は順調に進んでいる.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
国際会議等,研究成果の発表の加速化を進めていきたい.
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