2014 Fiscal Year Research-status Report
青・ 壮年期における健康づくり行動のエコロジカル研究
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26350845
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
涌井 佐和子 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (00360959)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒澤 裕子 立命館大学, 公私立大学の部局等, 総合科学技術研究機構(研究員) (90623108)
萩 裕美子 東海大学, 体育学部, 教授 (20237902)
東恩納 玲代 名桜大学, 人間健康学部, 講師 (60710225)
吉武 裕 鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (00136334)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 健康づくり行動 / エコロジカル / 青・壮年期 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、全国規模サンプリングにより、青・壮年期における健康づくり行動を促進するための方策について、マルチレベル(個人内、個人間、制度、地域、環境)による影響要因を明らかにし、健康づくり行動推進(特に身体活動、食管理、健診受診行動)のためのポピュレーションアプローチに役立つ知見を得ることを目的としている。本年度は、国内外の研究論文より、マルチレベル分析で使用される評価指標を収集すること、フィールドでのインタビュー調査を行い、調査項目整備に役立つ情報を収集することとした。具体的には、調査票の作成のために、身体活動および食の先行文献、および行政機関へのヒアリングを行い、各レベルにおける影響要因の項目と指標に関しての情報収集を行った。また、アウトカム指標に関する先行文献について情報収集を行った。アウトカム要因として、身体活動、食行動、健診受診行動に焦点をおいた。また、影響要因として、いくつかのキーワードを整理した。1)個人レベル:年齢、Body mass index (kg/m2)、慢性疾患、自覚的な健康状態、車の保有数、子どもの数、婚姻状況、自己効力、信念、知識、行動コントロール感、喫煙の有無、2)個人間レベル:ソーシャルネットワーク、ソーシャル・キャピタル、対人モデリング、パートナー、3)制度・地域レベル:近隣環境、職場環境、通勤環境、4)環境レベル:都道府県政策、市町村施策
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
この分野の研究は近年広まってきており、本邦における研究報告も急激に増加している。そのため、標準化された調査票や評価指標のパラメータ(特に、2)個人間レベル:ソーシャルネットワーク、ソーシャル・キャピタル、対人モデリング、パートナー、3)制度・地域レベル:近隣環境、職場環境、通勤環境、4)環境レベル:都道府県政策、市町村施策、の指標に関しての資料収集や選定作業に時間がかかっている。また申請時以降、アウトカム指標とする「行動」指標に関して新規研究報告による新しい情報を得たことも理由の1つである。
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Strategy for Future Research Activity |
アウトカムの行動指標については、ボリュームと概念規定を十分に考慮しながら早期に選定する。また、2)個人間レベル:ソーシャルネットワーク、ソーシャル・キャピタル、対人モデリング、パートナー、3)制度・地域レベル:近隣環境、職場環境、通勤環境、4)環境レベル、についてはさまざまな評価指標についての先行文献が発表されていたことから、指標については信頼性と妥当性、ならびに設問量などを十分に考慮しながら、早めに精査し、コンパクトな調査票設計を行う。
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Causes of Carryover |
(1)資料収集のための旅費を計上していたが、この研究に関わる情報収集のために参加を予定した学会への旅費が、別の委託事業費から支出されたため。 (2)資料整理のための人件費を計上していたが、資料収集の進捗が遅延したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
WEB調査費分(その他)とする。
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