2016 Fiscal Year Research-status Report
青・ 壮年期における健康づくり行動のエコロジカル研究
Project/Area Number |
26350845
|
Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
涌井 佐和子 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (00360959)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒澤 裕子 東京医科大学, 医学部, 助教 (90623108)
萩 裕美子 東海大学, 体育学部, 教授 (20237902)
東恩納 玲代 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (60710225)
吉武 裕 鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (00136334)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 健康づくり行動 / 青・壮年期 / エコロジカル / 健康行動ステージ |
Outline of Annual Research Achievements |
インターネットリサーチ会社の登録モニター(登録者数約800,000名)の20~49歳男女を対象としたインターネット調査によって作成した2,000名のデータベース(男性:36.2±8.1歳、1012名、女性:36.2歳±7.8歳、988名)より、健康行動ステージ(運動、筋力トレーニング、健康的な食行動)の指標をアウトカムとして、関連要因について単変量解析を行った。 分析項目は、個人的要因(性・年代等)、心理社会的要因(セルフ・エフィカシー、ソーシャルキャピタル、ソーシャルサポート、社会参加[政治関係の団体や会、業界団体・同業者団体、ボランティアのグループ、宗教関係の団体や会、スポーツ関係のグループやクラブ、町内会・自治会、趣味関係のグループ])、知識要因(健康づくり施策の認知[健康日本21(2次)について、「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について、食事バランスガイドについて、食生活指針について])、環境要因(近隣環境)とした。 その結果、全体的な傾向として、個人的要因、心理社会的要因、知識要因、環境要因のいずれもが健康づくり行動と関連性を示すことが明らかとなった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の予定よりもデータ収集数が少なく、多変量解析のための地域変数の再カテゴリー化に時間がかかっているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
地域データの変数の見直しを行い、これらを優先して早期に詳細な分析をすすめる。
|
Causes of Carryover |
私事都合により、予定していた国内学会出張をキャンセルしたこと、市町村データの資料整理準備が遅れたことにより人件費を使用できなかったため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
学会発表旅費として計上する。
|