2014 Fiscal Year Research-status Report
小規模多機能型居宅介護における看取りケアに関する研究
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26380754
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
吉田 恭子 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (00553413)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 高齢者福祉 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、小規模多機能型居宅介護における看取りケアの実態を把握することを目的としてインタビュー調査と質問調査を行った。 福岡周辺の小規模多機能型居宅介護の管理者または補佐的業務を担う11名を対象にインタビュー調査を行った。訪問看護導入の必要性があるものの、その時期の判断は制度および経済的問題などがあり困難であること、看取りケアを担う小規模多機能型居宅介護が少なく知名度が低いこと、協力医を探すことの困難さなどの課題があった。 全国の小規模多機能型居宅介護2500か所の管理者、看護職、介護職に質問紙を配布し郵送で1360名分を回収した(回収率18%)。調査内容は看取りの有無、職務特性、多職種連携などで、現在、分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通りにインタビュー調査及び質問紙調査を行った。 調査結果から、看取りケアを実践するための地域におけるサポート体制や死生観等を明らかにすることができた。 分析結果に関しては学会での発表を予定しているため、おおむね順調に進展していると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
平成27年度は、6月に調査依頼を行い、7月に1回目の質問紙調査を行う予定である。 質問紙調査の内容は、自身の介護や看取り経験とターミナルケアの態度や職業性ストレスとの関係を明らかにするものである。
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Causes of Carryover |
平成27年度、質問紙調査を2回実施する予定であったが、1回目の調査から約1年後に2回目の質問紙調査を実施するように計画を変更したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
質問紙調査の発送や回収のための郵送費用とともに、データ入力などの人件費として使用する。
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