2016 Fiscal Year Research-status Report
共同学習・生活史学習の教育学的再検討-歴史・比較・実証研究
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26381060
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
姉崎 洋一 北海道大学, 教育学研究院, 名誉教授 (80128636)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 かおる 福島大学, 行政政策学類, 教授 (10282253)
武田 るい子 清泉女学院短期大学, 国際コミュニケーション科, 教授 (20442171)
辻 智子 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (20609375)
長澤 成次 千葉大学, 教育学部, 名誉教授 (50172523)
宋 美蘭 北海道大学, 教育学研究院, 非常勤研究員 (70528314)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 共同学習 / 生活記録 / 生活史学習 / 若者支援 / 青年期教育 / 教育学の再検討 / 日英韓比較 / 学習プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
当初予定していた、2017年2月中旬の日英間の研究シンポジウムは、研究代表者が病気入院のため、中断延期を余儀なくされたが、それ以外は共同研究の進捗はなされた。 1,研究発表 ①姉崎洋一「地球市民教育と主権者教育の結合の理論と実践課題」大学評価学会第13回大会、2016年5月15日、第5分科会、北海道大学、②姉崎洋一「共同学習・生活史学習の教育学的検討」日本社会教育学会東海・北陸地区研究集会2016年6月18日、名古屋大学、③姉崎洋一・武田るい子「英国における若者就労支援プログラムの現状ーリーズ市の成人教育センターを例として」日本教育学会第75回大会、自由研究発表、8月25日、北海道大学、④宋美蘭・阿知良洋平・吉岡亜希子・伊藤健治「『もうひとつの学校』の日韓比較研究2017年3月, 」北海道教育学会第60回、2016年3月6日、北海道教育大学札幌校 2、論文①武田るい子「英国における若年就労者支援政策の変遷」清泉女学院短期大学研究紀要第35号、2017年3月,②宋美蘭・吉岡亜希子・河野和枝「韓国の都市型代案学校における新しい学びー共同・協同の生成との関連でー」北海道大学大学院教育学研究院126号、2016年6月,③, 長澤成次「社会教育の自由と自治をめぐる今日的課題」自治労連・地方自治問題研究機構「季刊 自治と分権」No.63 大月書店、2016年4月。25ー40頁、④,長澤成次著『公民館はだれのもの 住民の学びを通して自治を築く公共空間』自治体研究社、2016年8月194頁、⑤,辻智子、地域に生きるその困難さの中で、佐藤一子編『地域学習の想像』UP,525、2016.7,⑥,辻智子「繊維産業における女性労働者の雇用と教育、青年期教育、2016.5,1-17頁 以上のような研究実績を共有した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者の入院(2017年1月-2月)により、シンポジウムの延期、報告書の延期が生じた。 それ以外は、各共同研究者の研究は概ね進展した。
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Strategy for Future Research Activity |
延期した日英シンポジウムを実施し、各自の共同研究をとりまとめ、報告書の完成をめざす。 具体的には、8-10月の間にシンポジウムを実施し、各自学会等で発表し、論文、文献等の公表を行い、その成果を報告書に取りまとめる。さらには、刊行物を出したい。
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Causes of Carryover |
当初予定していた日英シンポジウムが研究代表者が病気入院して中断延期になったので、それを次年度に当初予定通りに開催する。あわせて、報告書を刊行する費用である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
1,英国からの研究者を招聘するために、旅費滞在費が必要である。2名を予定している。おおよそ2名で40万円である。2,会議開催費用 3,報告書刊行費 は残余を充てる。
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Research Products
(5 results)