2016 Fiscal Year Annual Research Report
visualization of firmness, soluble solids content and functional ingredients of vegetables by non-destructive spectroscopic measurement
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26450359
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
張 樹槐 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (90261429)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 智雄 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (90530478)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 非破壊計測 / 分光計測 / 機能性成分 / 見える化 |
Outline of Annual Research Achievements |
アスパラガス硬度の非破壊予測法及び可視化手法の構築 アスパラガスの分光反射情報を計測後、同所の硬度を計測し、それらのデータを基にPLS回帰分析予測モデルを作成した。さらに2波長による重回帰分析を行い、可視化する可能性についても検討した。その結果、予測モデルによって算出された予測値と実測値に相関があることが確認できた。硬度分布の可視化では、硬度の違いを確認することができた。これにより、計測した分光情報から硬度を予測し、硬度分布の可視化もできる可能性があると考えられた。 アスパラガス内部品質の非破壊予測法及び可視化手法の構築 アスパラガスの分光情報計測後、乾燥粉末状にしたサンプルを用いて、HPLCによるルチンの定量分析を行った。それらのデータを基にPLS回帰分析を行い、予測モデルを作成した。さらに2波長による重回帰分析を行い、可視化する可能性についても検討した。その結果、予測モデルによって算出された予測値と実測値に相関があることが確認できた。ルチン含有量分布の可視化では、ルチン含有量の違いを明確に表現することができなかった。以上の結果から、今回使用した波長域で非破壊的にルチン含有量を予測できたが、ルチン含有量分布の可視化に至らなかった。
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