2014 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
26462071
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
谷 眞至 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60236677)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山上 裕機 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190) [Withdrawn]
川井 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (40398459) [Withdrawn]
岡田 健一 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (50407988) [Withdrawn]
廣野 誠子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60468288) [Withdrawn]
清水 敦史 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (00637910) [Withdrawn]
宮澤 基樹 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (90549734) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 膵癌 / アディポネクチン |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者の所属変更に伴い、研究に使用する膵癌切除標本の病理学的検査所見の確認、臨床データの内容を再度チェックを行い、新たな組織での研究の継続が可能か否かを検討した。 検体数が少ないことがまず印象として感じた問題点であった。さらに検討を続けた結果、検体数の少ないのがことも問題であるが、保存してある膵癌切除標本の検体そのもののクオリティーの低さに問題点を見出すことができた。すなわち、膵癌切除標本の検体の保存状態により、免疫組織染色を施行したときに誤った結果が出る可能性がある。 これらの要因を総合的に判断したところ、現時点での保有する組織検体では本研究の迅速なる遂行が困難と判断した。そこで、平成27年度に向け、研究に関係のある組織の再構築を行ってきた。 現在、膵癌切除検体の凍結標本の作製などを行い、保存すべき検体を作成・収集中である。さらに、TGF-βやEGF、VEGFなどに代表される膵癌の増殖や細胞回転に関係のある分子を検討し免疫染色等に使用する抗体(ABCAM ab18209、ab76424、ab7973、ab32138、DAKO 1612630、CHEMICO MAB4146)の選定・購入を随時施行しているところである。 今後は、一定数の検体が収集できた時点で、集中的に免疫組織染色検査などを一括で行い、膵癌の発癌機構、浸潤に影響を及ぼす因子を同定し、難治癌である膵癌の新規治療法の開発、膵癌の早期発見、膵癌の発癌予防に寄与できればと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の所属変更に伴い、使用する切除検体や研究組織の改変を行っているため。
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Strategy for Future Research Activity |
免疫染色のシステム確認などを行い、迅速に研究できる体制の確保を行う。
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Causes of Carryover |
研究代表者の所属変更に伴い、使用する切除検体や研究組織の改変を行っているため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
速やかに保存検体の使用を行う。
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