2016 Fiscal Year Annual Research Report
Efficacy of treatment for periodontitis in peripheral artery disease
Project/Area Number |
26462102
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
井上 芳徳 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (70280964)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
駒井 宏好 関西医科大学, 医学部, 教授 (00231324)
豊福 崇浩 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (20625066)
小林 宏明 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (50396967)
工藤 敏文 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50431911)
和泉 雄一 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (60159803)
竹内 康雄 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (60396968)
渋谷 卓 関西医科大学, 医学部, 教授 (60716637) [Withdrawn]
梅田 誠 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (90193937)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 閉塞性動脈硬化症 / 下肢虚血重症度 / 血管内皮機能 / ペントラキシン3 / トロンボモジュリン |
Outline of Annual Research Achievements |
閉塞性動脈硬化症(PAD)を有する症例90例を対象として、ラザフォード分類を用いて下肢虚血重症度を評価し、足関節上腕動脈血圧比(ABI)、血管内皮機能検査として末梢動脈トノメトリー検査(PAT)を実施した。さらに高感度CRP(hs-CRP)、血清アミロイドP(SAP)、ペントラキシン3(PTX3)、トロンボモジュリン値を測定した。単変量解析では、ABI値と脳血管障害の既往歴が、PAT検査値(RHI)と有意な相関を示したが、多変量解析でABI値のみがRHIと有意な相関を示した。下肢虚血重症度とhs-CRP, SAP, PTX3は有意に相関しており、特にラザフォード分類による下肢虚血重症度は、PTX3の血清値と強い正の相関を示しており、PTX3がPADの重症度評価として最も有用であることが示唆された。ABIとABI値は、トロンボモジュリン値と有意な相関を示しており、RHIのカットオフ値:1.67に設定すると、トロンボモジュリン値はRHI高値群:20.3U/mlであり、低値群:13.7U/mlと比較して有意に高値であった。
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Research Products
(3 results)